40代になる前に入れ歯になった母・それを思うと歯医者に行くのをサボれない

入れ歯 母 健康

いろいろな方のブログを読んでいると、定期的に歯科健診を受け、クリーニングもしている人がとても多いように感じます。私が読んでいるのは中高年の女性が書いているブログが多いので、なおさらそう感じるのでしょう。

中には3~4ヶ月に1度は歯のメンテナンスを行う人もいて、意識の高さが感じられます。私が歯科医院に行くのは半年に1度ですから、まあ普通の意識というところでしょうか。

歯のことを考えると思い出す母のこと

取り立てて熱心ではありませんが、私は歯の健康に関してはそっぽを向けません。それは母の存在があるからです。私の母は1936年に生まれましたが、40代になる前にすでに下の歯がすべて入れ歯になっていました。

歯槽膿漏(今で言う歯周病でしょうか)で歯茎が腫れて歯の根っこがグラグラになったそうで、そのときに通っていた歯科医院ですべて抜くしか方法がないと言われたそうです。現在、歯はなるべく抜かないのが常識ですが、当時は比較的すぐに抜歯を勧める歯科医師がいたようです。

放っておいてもどのみち歯は抜けてしまうと言われた母は、歯科医師の言う通り下の歯すべてを抜いたのです。後から、歯槽膿漏で歯茎が腫れても、よく歯磨きすることで回復することがあると知って、母は大変がっかりしていました。

すべて抜いてしまった後では取り返しがつきません。入れ歯は一度作っても、歯茎の方が痩せてきて、合わなくなることがあります。合わない入れ歯を使っていると、咀嚼のたびに痛みがあるため、数年おきに入れ歯を作り直さなくてはなりませんでした。

手間と費用を考えると、それも母の憂うつのタネになっていたと思います。

大人になってからことの重大さに気づいた

子どものころの私は、母の入れ歯を見ても何とも思いませんでした。メガネをかけることと、入れ歯を入れることはそれほど違うことに思えなかったのです。

ただ、自分が大人になってみると、40代になる前に入れ歯になるというのは、ずいぶん早く(部分入れ歯くらいならいるのかもしれませんが…)、母の気持ちを考えると本当にかわいそうだったと感じます。

実際に私が40代の中頃になっても、何事もなく自分の歯で食事をしているのを見て、母は何度も「羨ましい、いいな~」と口にしています。それだけ歯のことは、母にとっての負い目になっていたのでしょう。

母に知識があれば…

そんな母でしたが、私が子どものころに歯について気を使っていたかというとちょっと疑問です。当時は歯磨きのやり方についてきちんと教わる機会もなく、子どもに仕上げ磨きをしてやるという発想もありませんでした。ただ「きちんと歯磨きしなさい」「しっかり歯磨きしなさい」と言うくらいでした。

当時は虫歯予防についての知識を持っている人の方が少なかったのかもしれません。私が娘たちに仕上げ磨きをしているのを見て、母はかなり驚いたようでしたが、「かわいそうだけど(子どもは仕上げ磨きをとても嫌がったため)、ここまでしないと虫歯は予防できないような気もするね」と肯定的なことを言っていました。

母が現代の知識を持って私を育てていれば、私の歯はかなり違った状態になっていたと思います。

そして今がある

ですから、今私は母ができなかったことを代わりにやっているつもりで、半年に1度は歯科検診とクリーニングを受けているのかもしれません。クリーニングは痛くて不愉快です。虫歯でもないのに、そんな思いをするなんて、と思うこともあります。

1度くらいは飛ばしてもいいんじゃない?と思うこともあります。しかし、その度に母のことを思い出すのです。私の歯のことをいいな、と羨ましがってくれた母のことを思い出すと、やはりちゃんと歯科検診に行こうと思います。

ちなみに私の娘たちはほとんど虫歯がありません。私に比べると大違いです。そう考えると、結構進歩していますね。

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