先日の朝、長女が飲む牛乳を電子レンジで温めようとしました。私は無意識のうちに自動温めのキーを押してしまったようです。飲み物は専用の温めキーがあって設定温度は50度になっていますが、自動温めキーの方は設定温度が75度です。
飲み物で75度は温度が高すぎて、電子レンジの中で噴出してしまいます。水やお茶ならともかく、牛乳では掃除が面倒です。
失敗したとわかっても…
長女は何度かこの失敗をしたことがあったので、自分は気をつけないといけない、と思ってはいたのですが、喉元を過ぎた頃に自分も同じ失敗をしてしまったわけです。
ところで、まだ温めの最中に私は自分の過ちに気がつきました。設定温度が50度を越えても電子レンジが止まらなかったからです。事なきを得たとも言えますが、実は気がついてもなかなか電子レンジを止めることができませんでした。
温めをしている電子レンジを止めるには取り消しキーを押すか扉を開ければ良いのですが、そのどちらもとっさに思いつかなかったのです。結局取り消しキーを押そうとしましたが、的確に押せず(つまりズレた場所を一生懸命に押していました)、やたらと時間がかかりました。
まあ、実際には吹きこぼれはなかったので、時間が長く感じられたというだけだったのでしょう。
他にも同じようなことがありそうだ
電子レンジの中に牛乳を吹きこぼしても、困るのは私だけです(牛乳は無駄になりますが…)。しかし、これが自動車のブレーキとアクセルの間違いなら取り返しがつかないな、と思わずにはいられませんでした。
電子レンジの押し間違えくらいのことでも、これだけ気が動転してなかなか正しい行動を取ることができないわけです。運転中にブレーキとアクセルを間違えたら、もっと気が動転して不幸な結果になるのではないでしょうか。
今回は電子レンジで本当に良かったのだと思うことにします。
使いにくいのも一因か?
現在使っている電子レンジは使いだしてから8年目になりますが、購入した当初から使いにくいと思っていました。使いにくくないようにと、同じメーカーの製品を購入したのにもかかわらず、使いにくい。
夫もよく「どうするんだったけ?」と言うくらい、とっさにどのキーを押せば良いのかがわかりません。購入して8年目でこうですから、きっと最後までこのままでしょう。
最初は電子レンジが使いにくいのが、今回の失敗の原因だと思っていましたが、そもそも電子レンジを使いにくいと思ってしまうのが老化なのかもしれませんね。ただし、我が家の長女もしょっちゅう電子レンジの使い方を誤るので、多少は使いにくさも原因していると思いますが…いや、思いたいだけか…
本当に、これからは自動車の運転など、注意を払うことがどんどん増えていきそうです。年を取っていくって本当に大変ですね。