夫が昨年の10月で定年退職を迎え、以後は同じ職場で再雇用者として働いています。夫の定年退職から、すでに5ヶ月が経過したわけですが、生活が苦しくなったな、と実感しています。
今では改善されている職場もあるようですが、夫の職場では再雇用された人の給与は必ず減額されます。夫の場合は8万円ほど減りました。仕事内容は10月以前とまったく同じなので、夫の仕事への意欲は著しく減っています。
夫が最近、家で口を開くと文句ばかりなのは、仕事への不満も影響しているのだと思います。
夫は個人年金に加入しており、来月から配当金の支払が始まるため、今よりは経済的にマシになります。マシにはなるのですが、焼け石に水と言った感じです。
家計の引き締めが必要
後は私も少し仕事をして家計の足しにすると同時に、今の家計を引き締める必要があるでしょう。もともと我が家の家計、特に食費はとても膨らんでいると思います。
夫の酒代も負担ですが(以前はビールを大瓶で2本以上飲むので金銭的にも大変でしたが、冷蔵庫内がビールで占領されているのが嫌でした)、夫は多少高価でも、家の近所の店を使うという考えも、今の私の負担になっています。
例えば米。近所の精米店は我が家の親戚です(とても遠い親戚ですが)。だからその店を使えと言われるのですが、スーパーで買った方が、5kgにつき500円ほど安いのです。そんな感じでどうしても食費が膨らみがちなのに、夫は安売りのスーパーを嫌います。
娘たちが成人する前から、いずれは苦しくなるだろうなと思ってはいましたが、そのときはまだ希望がありました。娘たちが就職したら食費くらいは入れてくれるだろう、いや家を出て独り立ちしたら、生活はもっと小さくできるから、収入が減っても大丈夫だと考えていたのです。
実際に夫も不安を訴える私に、「夫婦2人だけになったら、支出も減るんだから大丈夫だよ」と言っていました。しかしこの先、娘たちが家を出たり、食費を入れてくれるようになる可能性は限りなく低いです。
まずは食費の引き締めが大切だと思う
私が働くことについては、夫が不安だと言っています。体調を崩して、これ以上医療費がかかることになれば、結局経済的に負担が増えるのではないかと言います(まあ、別にそんなにがむしゃらに働けるとは自分でも思っていません)。
また、夫は私よりも次女が社会に出る方が先だと考えていました。私が働きに出ることで、次女が社会に出るのを邪魔することになるかもしれないとも言っていました。
そうすると、今できることは家計、それも食費の引き締めです。私が最近、夫の酒のことばかり気にしているのは、もしかすると家計が心配だからなのかもしれません。
食費の中でも気になるのが…
食費の中でも気になるのが、嗜好品です。夫の酒だけではなく、次女のために菓子(私や長女も食べるんですけど…)を購入するのにかなりの金額を使っていました。
食材を買うお金をケチると、健康に影響が出るかもしれませんが、嗜好品を買うお金はケチればケチるほど、健康にも良いと思います。だから、頑張ってできるだけ嗜好品費を減らしていきたいです。
食費の内訳を丁寧に見ていると、家族の精神状態までわかるような気がします。今の我が家はちょっと心配です。嗜好品に頼らなくても済む、健康的な生活を送れるようになれば、今の収入で十分に生活できるようになれるのではないでしょうか。