我が家の近所に遠縁(夫の又従姉妹にあたります)の女性が住んでいて、家族で自動車工場を営んでいます。自動車工場は彼女の父が始めました。彼女は長女だったこともあり、工場を継ぐこと前提で高校は商業科を選んだようです。
結婚相手も自動車整備士の資格を持っており、後には息子も同じ資格を取って本当に家族で経営をしていましたが、あるときから彼女は自分の本当にしたいことをする、と言いだしました。
本当にしたいことをした結果
それがアロマテラピーだったのですが、それだけではなく彼女は女性の心と身体のためになることをいろいろと紹介するためのワークショップを定期的に開催するようになったのです。
ワークショップで紹介されるのは、台湾の足つぼマッサージ「官足法」であったり、「よもぎ蒸し」であったり、パワーストーンを使ったブレスレット作りであったり本当に様々です。
私は彼女にとっては友だちではないと思いますが、親戚ということでずっと自動車関係のことはお任せしています。だから知り合い以上、友だち未満という関係なのでしょう。親戚と言っても遠い関係なのであまり血縁関係は感じません。
まあ、本当のところ彼女が私のことをどう思っているかわかりませんが、とにかく彼女がしたいことを始めた結果、定期的に私にワークショップへのお誘いのメールが来るようになりました。最初のうちはせっかく誘ってくれているのだから、と誘いに応じていました。
私は普段ほとんど人付き合いをしませんが、行けば行ったで会話を楽しんだり、気分転換になるのでそれで良いと思っていました。
ただ、また先日お誘いのメールが来たのです。
付き合うべきか、遠ざかるべきか
今回のワークショップでは小物を作るそうです。部屋に飾ると幸せを運んでくるといういわれのあるものです。そういうものがあるのは私も知っていて、それを飾っているのも何度も見たことがあります。
しかし、私はそれを飾りたいとは思いません。会費は3500円。それだけ払って要らないものを作るのか…と思ったら、出席するのが面倒になってお断りをしてしまいました。
考えてみると、私はかつてワークショップで作ったブレスレットも1度も使っていません(私はアクセサリー類をまったく使わないです)。ただ、私は本当の理由は言っていないのです。「ちょっと都合がつかないから、ごめんなさい」と言っただけです。
これだとまたいずれはお誘いがあるでしょう。しかし、本当の理由を言うのも気が引けます。やはり、近所だし遠縁と言っても親戚だし、お世話になったこともあるし…
親戚の女性が好きなことに打ち込むのは本当に良いことだと思いますが、それが自分に関わってくることになると話が違います。数回はのらりくらりとかわしていても、たまには出席しないと悪いし、などと考えてしまうわけです。結局、自分の意に沿わないことを我慢することになります。
これ、本当にどうしたら良いのでしょう。相手が良い人だとわかっているから、余計に厄介です。それとも我慢してでも人と関わる機会を持っていた方が良いのでしょうか。う~ん…