昨夜テレビを見ていると、ある女性タレントが熱中症になった時の状況を話していました。彼女は洗濯物を干している最中に身体の異変を感じましたが、後もう少しで干し終わるため、我慢して作業を続けてしまったのです。
洗濯物を干し終えて家に入ったときには、立っていられないほどになってしまったとのこと。そんな短時間で熱中症になるとは、恐ろしいと感じました。
洗濯物ってどこで干す?
しかし、今朝自分で洗濯物を干しているときに、ふと気づきました。女性タレントは洗濯物をすべて屋外に持っていって、そこでハンガーやら小物干しに装着していたのではないでしょうか。
私は昔からの習慣で、ハンガーや小物干しに洗濯物を装着するのは家の中です。後はもう物干し竿に引っ掛けるだけの状態にしてから、屋外に出ます。夫の祖母は洗濯物を一旦カゴなどに入れて、物干し台まで運んでから、すべての作業をしていました。
祖母は「夏は暑いし、冬は寒いので洗濯は大変だ」とよくこぼしていました。私や夫がやり方を変えたら、少しはラクになるよと勧めましたが、昔からこうしていたから、と祖母は決して自分のやり方を変えようとはしませんでした。
無意識の習慣を変えるのは難しい
祖母のことばかりは言えません。私も先日、卵焼きを作るとき、先に液体の調味料を入れてから卵を割り入れて、かき混ぜるとよく混ざると聞きました。自分でもやってみようと思いましたが、身体が勝手に自分のやり方でやってしまいます。
何回『しまった、先に卵を割っちゃった!』と思ったでしょうか。やっと最近、先に調味料を入れられるようになったのです。やってみれば本当でした。今までの半分くらいの回数かき混ぜるだけで、卵の黄身と白身がよく混ざります。
自分無意識にやっていたことほど、いざ変えようとしてもなかなか変えることができないのかもしれません。ただ、自分に変えようと言う意識があって、数回間違っても気にしない心があれば、きっと変えることはできます。
この数日、とにかく暑いです。洗濯物を干すだけ、と言っても家族構成によってはずいぶんと量が多く、時間もかかるはずです。工夫して外に出る時間を減らしたいですね。
ただ、自分の無意識にやっていることを変えてみようとはなかなか思えないはずです。気がつく機会(私ならテレビ番組です)って大切だと思います。