今年もそろそろ骨密度を計測する!結果を知りたいような、怖いような複雑なアラカン主婦の気持ち

骨密度を知るのが怖い 健康

昨年、わざわざいつもの医院ではないところで、骨密度を計測してもらいました(いつもの医院では計測する設備がない)。

タイトルの通り、唖然とする結果が出てしまい、がっかりしたのでした。実際に測定するまで自分の骨密度について、私はとても楽観視していたのです。

骨粗しょう症について最初は楽観視していた

最初に調べた整形外科では、それほどひどい状態とは言われていなかったため、1年間真面目に服薬していたら、骨密度はかなり改善するのではないかと思っていました。

ただ、骨密度は測定方法によってかなり数値に違いが出ます。私が選んだ病院は最初に行った整形外科とは測定方法が違っており、デキサ法という測定方法を採用しています。この方法で出る骨密度は、かなり信頼できるものだそうです(他の方法はあくまでも簡易的なもの)。

骨粗しょう症ではないと思っていた人が、デキサ法で測定することで、実は骨粗しょう症だったとわかった例もあるため、できればデキサ法で骨密度を測定したいと考えて病院を選んだのですが…

これは多分、自分ではもう薬をやめられるくらいに回復していると、たかをくくっていたのだと思います。

ところが結果は散々で、特に大腿骨の骨密度は同年代の人に比べても半分程度でした。大腿骨を骨折して寝たきりになるお年寄りは多いです。大腿骨の骨密度を保つことが、元気に一生涯を終えるための秘訣と言っても過言ではありません。

医師の言葉にさらに暗い気持ちに

まさかの骨密度50%代という数字を見てショックだったし、数日間暗い気持ちになりました。結果を見た医師もこんなことを言うのです。

1年間服薬を続けてきて、この数値ですか…あなたはこれからの人生をいかにケガをしないようするか、これを考えて進まないといけないですね。そして1%でも2%でも、骨密度を上げられるように、毎日散歩をすると良いですよ。

医師の言葉を聞いて、服薬を怠らず、毎日散歩をしても、骨密度が劇的に改善するわけではないのだ、と悟りました。何とか人生が終わるまで、今のままを保つしかないわけです。

骨密度が低くても、身体に痛みがなく、骨折もしなければ、それは普通の人と変わらない生活を送っていると言えます。今はそれならそれで良いと思うし、何とか逃げ切ってやろうとも思いますが、少し前まではそんなふうには思えませんでした。

また今年も骨密度を計測するぞ

そろそろ1年経つし、また骨密度を計測しなくては…と思っていましたが、わざわざ電話で診療を予約するのも気が進まないな、と思って躊躇していました。全然改善していなかったら…悪化していたら…などと考えると、骨密度のことを考えるのも嫌だったのです。

そんなときに毎月通院している内科の医師が「そろそろ骨密度を測ったほうがいいですよ」と言ってくるのです。この言葉が良いきっかけになりました。

計測結果が怖いことに変わりはありませんが、計測しないことには何もわかりません。もし、効果が全然ないなら、別の治療を考えた方が良いかもしれないし…

昨年、デキサ法の後、あまりに数値が悪いので血液検査までしました。その結果を踏まえた医師の言葉「骨の状態自体は上向いているから、今のままの治療を続けてみましょう」を信じて、骨密度を計測しようと思います。

すでに病院には電話をかけて、診療予約をしています。ちょっと先の9月28日に行ってきます。まあ、私の場合、薬の副作用がまったくないのが救いです。私が服用している薬は、胃腸に障害が出る人がとても多いのです。

それがないなんて、それだけでもラッキーですよね。ああ、でもやっぱり骨密度を知るのが怖いような…それでも知りたいような…なんとも複雑な60歳なりたての私です。

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