我が家の靴箱の中には夫の靴が9足入っています。長女は5足、次女と私は3足です。夫の靴と言っても、実家を壊すときに持ってきた弟の靴が数足含まれていて、夫が普段履いているのはスニーカー2足だけです。
弟の靴を持ってきて、もう10数年が経っていますが、靴は放置されたまま。私が靴箱の中を掃除するたびに、邪魔だな~と思っていました。夫はなぜか自分の園芸用品や大工道具も靴箱にしまっており、靴箱の中は半分以上夫のためのスペースになっているのです。
10数年放置していた靴なのに
誰かが新たな靴を買ったら、もう入れる場所がないと思い、不要な靴は処分してよと言ったところ、すごく反発されてしまいました。
そのときが来たら俺が自分で処分するんだから、すぐに捨てるって言わないで!
よく人のものを勝手に処分してはいけないと言われていて、それはそのとおりだと思うのですが、夫の言葉にはなんだか納得できません。私はそのときって一体いつ?と思ってしまいます。
夫は、弟の靴が良いものだから高く売れると言っていますが、10数年放置していた靴は、もう売って処分することはできないでしょう(多分、かなり劣化している)。
大体、弟の靴は別の夫のものではありません。私は処分できなければ、弟に返却するべきだと思っています。
もともと夫が所有していなかったものですし、年数が経ったことで気が済んで処分できるかと思って聞いてみたのに、まるで私が何もかも黙って捨てるかのような言い方(まあ、夫もそんなつもりはなかったと思いますが)に無性に腹が立ちました。
結局私は何も捨ててはいけない?
こうして夫婦で個室もなしに30年以上暮らしていると、そのものが一体誰の所有物なのかは、だんだん曖昧になっていくような気がします。これが私と夫のイライラの原因かもしれませんね。
曖昧になっている証拠に、夫は私がキッチン用品を処分するのにもその都度何かを言わなくては気が済まないようです。
以前、プラ製の保存容器が古くなり、蓋が歪んでしまったため、まとめて処分したことがありましたが、夫は「なんでこんなにたくさん捨ててしまうんだ?」と聞いてきたのです。夫はただ疑問に思ったから聞いただけだと言いましたが、私は気分が良くありませんでした。
結局、私がこの家のものを処分するときは、夫に一々説明しないといけないのか…と考えると気分が良いはずありません。不要なものを捨てるのに、一々誰かにお伺いを立てなくてはならないのは本当に鬱陶しいです。
我が家では、古いタオルやシーツも勝手に捨てられません。農機具を掃除するのに使うからだそうですが、夫の言う通りにすべてを取っておいたら、この家はボロボロのタオルとシーツだらけになりそうです。
夫が捨てないでと言うたびに、私の中にはモヤモヤが溜まっていっているような気がします。う~ん、むしゃくしゃする!代わりに何か捨ててやろうか…と考えている私もいけないのか?
にほんブログ村にほんブログ村
にほんブログ村
コメント