最近長女がリビングに座っていたり、洗面所を使ったりした後がとても汚いと夫や次女が文句を言い出しました。
長女は発達障害の疑いがあります。
昔からものを溜め込み、片付けは苦手。夫は長女のことをだらしがないだけ、障害とくくるべきではないと言っていますが、私は障害があるから、多少のことは受け入れようという気持ちでいます。
ただ、あまりにも散らかしたり汚したりの度が過ぎると、やはり注意というかお願い(片付けてねとかキレイにしようとか)をしなくてはいけないのかな、とも思います。
長女への文句が私に…
リビングで長女は座ってグミを食べていたのでしょう。リビングのコタツの上にはべったりと跡が残っています(多分グミのゼラチンが溶けたのだと思う)。
洗面所を使うと(我が家は洗面ボウルの横がひと続きのカウンターになっています)、カウンターの上までビショビショになっているので、その後使う人はカウンターの上を拭かないと、着替えなどが置けません。
こういうときはその場で注意をするべきでしょうが、もう長女が自分の部屋に帰ってしまってから気がつくので、大体の場合は注意をすることができないです。次に座る人、次に使う人が文句を言いながら、後始末をすることになります。
で、何度か我慢をした挙げ句、文句が出ます。もちろん、長女は自分の部屋に帰ってしまっているので、追いかけてまでは言わず、その場にいる私に文句を言うのです。
ただ、私は長女に注意をしたくありません。長女は32歳ですから、今まで色々な気付きもあったはずです。それでも、治っていないならもう治らないと思っています。
もう、今更言いたくない
それに以前、片付けを巡って長女を泣かせてしまったことがありました。
これ、私も結構傷つきます。『そんなに私の言い方が悪いのか…?』とか、『今更こんなことを注意するなんて、そもそも私には親としての資質がなかったのかも』などと、数日間、グチグチと考えてしまいました。
もう、こんなことはゴメンだと思っていましたが、次女にこんなことを言われてしまいました。
言うだけは言わないと、問題になっていることも長女は気が付かないよ。とりあえず話してみてよ。
確かに治した方が良いことをすべて黙っているのは、責任放棄かもしれない。そう思って話してみたのですが…結果としては失敗だったかもしれません。
まったく言わないのは責任放棄なのか
今朝、長女が使った後の洗面所はキレイに拭き上げられていました。嬉しくなって「キレイに拭いてくれてありがとう」と言ったところ、長女はとても暗い顔をしてこう答えたのです。
こうして一つ治しても、また別の問題が出てきて文句を言われちゃう。私は生きていて、何が原因で文句を言われるのか、全然わからない。このまま、ずっと文句を言われる未来しか見えない。
なんだかな~、とため息が出てしまいました。私は次女にカウンターの方まで濡れるならちょっと考えて、と言っただけです。すべてをキレイに拭き上げろとは言っていないのです。グミのことだって、食べた後ちょっと拭けば良いことです。
「食べた後はちゃんとしといてよ」
「うん、わかった」で済む話ではないでしょうか。
まさか、これでこんなに長女の顔が暗くなってしまうとは…やはり、これからは文句のある人が、直接相手に言った方が良いと実感しました。間に誰かを挟むと、一層問題がややこしくなるようです。もう、私に長女への文句を言わないで欲しいな。
う~ん、私の言い方が悪いのかな…との思いも消えないし、なぜこんなに嫌な思いをしないといけないのでしょうか。しかし、複数人で生活している以上、誰かがずっと我慢をするのも良くないし…(私なら嫌になる)
他人に指摘されるよりは、家族に言われた方がまだ傷が浅いと思うのですが、それは親の勝手な思いなのかもしれませんね。とりあえず、全員が大人になってからの家族って難しいです。だから、昔の親は「早く結婚しろ!」と言い続けたのでは…などとあらぬことを考えてしまいます。


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