お盆の最終日に6年ぶりに弟夫婦に会い、やっと結婚祝いを渡しました。
のし袋を袱紗に入れて、さらにそれを黒い手提げ袋に入れて持って行ったのですが、お祝いを無事に手渡した後、それをどうしたのか全く記憶にありません。
最初、なくしたことにも気づかなかった
お祝いを渡した後に4人で食事をして、弟夫婦の仲睦まじい様子を見て、『あ~、良かったな』と思っているうちに、お祝いを入れてきたもののことなどすっかり忘れてしまったと見えます。
2日も経ってから『そう言えば、手提げ袋と袱紗は、もうしまったんだっけ?』とふいに思いました。しかし、いつもの場所を見ても手提げ袋がありません。そこまで来てやっと、自分が袱紗の入った手提げ袋をなくしたことに気が付いたのです。
なくした手提げ袋と袱紗は…
手提げ袋はまだ娘たちが幼いころに夫がくれたものです。別にプレゼントではなく、当時雑誌の配達をしていた夫が、余った付録をくれました。色が黒だったので、葬儀のときにはよく使いましたが、逆に言うとそういうときぐらいしか使う機会はありませんでした。
中に入っている袱紗は、私が独身時代に購入したものです(少なくとも35年は前です)。結婚式に出席する機会が増えてきたころでした。袱紗と言っても正式なものではなく、ポケット袱紗という名前で売られており、のし袋はただ入れるだけ。包まなくて良いのが重宝でした。
夫もこれは使い良いと言って、我が家にいくつかある袱紗の中で、これだけを使っていましたが、どちらも年数的にはもう十分に使っています。特に手提げ袋はもともと付録ですから、どうしても取り戻したいというほどではありません。
しかし、もし食事をしたファミリーレストランに忘れたとしたら(と言うか、それしか考えられなかった)、忘れ物として預かってもらっているかもしれません。取りに行く気がないなら、処分をお願いするべきだろうと思いました。
ちょっと我が家からは離れた場所にあるため、年代物の手提げ袋と袱紗を取りに行く気にはなれませんでした。夫も「もう、いいんじゃない」と言うし…
忘れたはずのところにもない…
そこで、先ほどレシートを探し出し、電話をかけたのです。電話に出た女性が、照会してくれたのですが(忘れ物専用の帳簿があるらしい)、8月15日には忘れ物がないと言います。そんな忘れ物はない、ではなく、その日には忘れ物がないと言っているのです。
お祝いは確かに、そのファミリーレストランで手提げ袋から取り出して弟夫婦に渡しました。だから、そのときは手提げ袋と袱紗はそこにあったわけです。
手提げ袋がないことがわかったとき、私たちが乗っていた車の中も探しましたがありませんでした。だから、必ずファミリーレストランにあると思ったのですが…こうなってみると、急に手提げ袋と袱紗がかわいそうに思えてきます。
一体どこで私は彼らのことをなくしたのか…もう一度車の中を見てみましたが、やはりあるはずもありません。
これも加齢のせいなのでしょうか。これからは一層気を引き締めなくては。行方知れずのものを増やしてしまうのは、なんとも気持ちの悪いものです。私は普段は肩掛けバッグだけを使っています。手提げ袋を使うことはないのです。
私が管理できるのは、肩掛けバッグ1つのみになってしまったようです。トホホです。


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