先日、母の形見の財布について記事を書きました。
何となく似たような記事を書いたような気がして、珍しく自分のブログを見てみると…ありました。すごく似ている記事が。
本当に同じようなことを書いている!ちょっと自分で自分のことが怖くなりました。ほとんど進歩がない(同じようなことばかり考えている…)のも怖いですが、同じようなことをまた新たな気持ちで書いてしまうのも怖いです。
10年前に似たようなことを書いてしまうなら『あ~、忘れてたんだな』で済ませることもできますが、1年前って、もう言い訳できないような気がします。
新たな財布を見つければもう悩まない?
それで、新しい財布を購入すればもう悩まずに済む、と思いましたが、やはり検索すればするほど迷子になってしまいます。いっそのこと、全く同じブランドの財布を購入しようかと考えるようになりました。
検索すると、今でも同じ財布がたくさん販売されているのです。値段も手ごろだし、色のバリエーションもあります。
財布は安物を買わない方がいいと考える人もいるでしょう(夫と次女もそう言っている)。しかし、私は中身に釣り合った財布を持ちたいです。
中身が乏しいのに財布ばかり良い品物では、何だか空しいです。つまり私は財布を購入するのに1万も2万も出したくないですが、2~3千円の財布もまた買うのが怖い。実際に手にしたら失望するだろう、と思うのです。
私が使っているのと同じ財布は今、5~6千円で販売されていて、私に見合っている値段だと感じられます。それから色のバリエーションが豊富なことに心惹かれました。
なぜオレンジ色だったのか
弟が母のために購入したのは明るいオレンジ色ですが、実際には黄色・黒・赤・ベージュもあったのです。まったく同じ財布でも色を変えれば、新たな気持ちで使えそうです。
今まで何の不都合もなく使ってきたという安心感を持ちながら、気分が変えられるのなら良いかもしれないですよね。
それから、これだけある色のバリエーションから弟は母のために、なぜオレンジ色を選んだのだろうと考えました。
母が亡くなったのは2015年。そのとき財布は新品同様でしたから、その年の母の日にでも贈られたのでしょう。財布を贈られて、わずか半年後に母は亡くなります。
オレンジ色を選んだのは、暗いバッグの中で少しでも早く財布を見つけるためだったのか(黒っぽい財布だと本当に見つけにくい…)。それとも、明るい色に接することで、少しでも母に元気を出して欲しかったのか…
財布を選んでいるのに、ちょっと弟のことを見直しました。
私が使っている財布はもうあまり新しいものではないので、いずれ買おうなどと思っていると、ネットでも購入できなくなるかもしれません。今が購入する時期なのかな、と思っています。


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