一昨日の晩、夜8時半に近かったでしょうか。我が家では夕食も食べ終わって、私は皿洗いをしていました。そこでインターホンがなったのです。
我が家には、そんな時間に訪ねてくる人はいません。カメラで確認するとご近所に住んでいる女性が写っています。女性の夫は、我が家の夫の幼馴染。今年度は彼がこの地区の組長、夫が副組長を務めます。
夜遅くにわざわざ言いに来たこととは
なぜそんな時間、しかも雨降りの中を女性が訪ねてきたかと言うと…
夫が検査入院をしていて、明日の堀さらいには出られないので、お知らせに来ました。申し訳ないんですけど、よろしくお願いします。で、検査入院のことは他の人には言わないでいただきたいんです。
ということでした。堀さらいとは毎年昭和の日に行っている、地区内の水路の掃除です。みな長年この地域に住んでいますから、たまには出られないこともあります。それを幼馴染の妻が電話でなく、わざわざ我が家に出向いて、直接言ったことで、夫はいろいろと考えてしまったようです。
女性は「夫は検査入院をしているだけなので、別に元気なんですよ」と言っていましたが、それなら自分で連絡できるはずではないでしょうか。今はみな、スマホを持って入院しますよね?だからこそ、夫も「一体どうしたんだろう?」と考えたのでしょう。
まあ、仮に幼馴染が自分で連絡できなかったとしても、なぜ彼の妻である女性はわざわざ我が家まで、それを言いに来たのか…それこそ、電話でいいじゃないかと思います。
昔は電話では失礼という考え方があったのは事実です。今もふとそんなことを思うことが私にもありますが、だからこそ直接言いに来ることに真剣味を感じて、余計に心配になるのかもしれません。
入院を内緒にしてと言われたが
結局、堀さらいは何事もなく終わりました。夫はそれとなく他の人たちに組長はなんで休んでるのかな?と聞いてみたそうですが、誰も理由は知らなかったそうです。
夫は検査入院のことは言わないで、と言われたことも気になっているみたいです。まあ、夫としては、なぜ隠すのか(積極的に知らせることもないでしょうが)と思うでしょうね。
普通に考えれば、人に気を使わせたくないと考えて、知らせるのは最低限にしたいというところでしょうか。特にこの地区では誰かが入院すると、班の人たちが連れ立って見舞いに行くという習わしがあります。
そうすると後で快気祝いを出さなくてはならないし、大変なことではあります(だから入院を隠す人もいる)。けれど、夫は幼馴染が具合が悪くなって入院したものの、ちゃんと診断がつかない状態なのではないかと考えているようです。
まあ、今なんだかんだと言っても、本当のところは本人に聞くまではわかりません。入院のことも、晴れた日の昼間に聞けば、また印象が違ったのかもしれませんね。雨の夜に聞くことって、なんだか深刻に受け止めてしまうような気もします。
みんな歳を取りました。検査入院ぐらいは仕方がないんですよね。


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