昨日、もう10年も引きこもっている次女が、メンタルクリニックを予約したと言いました。長女が数回診察を受けたクリニックに苦労して予約を入れたことがありますが、次女はほんの数回通っただけで行かなくなってしまいました。
次女には治療をするだけの根気がない
大体、今まで不調があって診察を受けても、次女は薬を飲み続けるとか定期的に診察を受けるとかが出来たためしがありません。
とにかくいろいろと不調を訴えるのに、それに対して処方された薬を飲むと副作用が出たとか、かえって悪化したなどと言って薬を飲むのをやめてしまいます。
ただ、今回は自分でも気分の浮き沈みが激しいから、これをなんとかしたいと言っています。沈んでいるときは、入浴も歯磨きもできないと言います(だから虫歯が増えた)。どんなに沈んでいても、せめて歯磨きくらいはできるようになりたいそうです。
これからはご自分でどうぞ
そのメンタルクリニックは新しくできたところで、LINEでないと予約ができませんが、次女はわざわざLINEをダウンロードしてまで予約を入れたそうです。
別に以前のメンタルクリニックの医師は悪い人ではないと思います。話もよく聞いてくれたし…しかし、次女に言わせると何か胡散臭いらしい。ペラペラしゃべりすぎて、信用できないとも言っていました。
まあ、医師と患者の関係も、人間関係の1つに過ぎません。合う合わないがあるだろうから、これからは全部自分でやってくれ、と私は思っています。
メンタルクリニックで処方される薬は個性を消す?
医師と合う合わない以前に、長女も次女もメンタルクリニックで処方される薬にはかなり抵抗感があるようです。
睡眠が乱れるとか、頭がボーっとするなどの副作用があるのも理由らしいですが、それよりももって生まれた自分を変えるのが嫌なのだとか。
薬を飲むことで、今までの自分の特性をすべて否定されたような気がするらしいです。実際にこんなことがありました。
かつて長女は不眠で行ったメンタルクリニックで、発達障害の可能性を指摘されました。そのため、時間を問わず脳が過剰な働きをしてしまい眠れなくなるのだとか…
しかし、長女は処方された薬を数回飲んだだけで、やめる決断をしました。今までの自分を否定したくないと言って。
そのためなのか、長女は今でも定期的に不眠を訴えます。私はよくわからなくなります。
体に不調があれば、薬を飲んで治療をしますよね?病気も自分の一部だから、薬は飲まないなどとは誰も言わないのではないでしょうか。それがメンタルクリニックで処方される薬だと、飲みたくないとなるのはなぜなんだろう…
自分の個性とか特性だと思っていたことが実はそうではないかもしれない、薬を飲んで改善するなら、それは一つの症状に過ぎなかったのかもしれません。まあ、本当に副作用がキツいのなら薬は飲まないに越したことはありませんが。
次女はメンタルクリニックに何をしに行くつもりだろう?
今回、次女はメンタルクリニックに何をしに行くつもりだろう?
気分が沈まないように、と言うならなにがしかの薬を飲むのでしょうが、処方された薬を次女はちゃんと飲むでしょうか?
ちょっと前まで次女が自分からメンタルクリニックに行きたい、などと言われたら『これは一歩前進だ』と希望的観測をしていたかもしれませんが、今はとてもそんなふうに思えません。
まあ、一時でも家の外に出て他人と話ができるだけでも、メンタルクリニックに行く価値はあるのかな…


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