私が最近読んだブログの記事に、夫がどんなメニューでも、何も言わない、無関心だという内容がありました。
何も言わないのが夫なのか
ブログを書いている人は、その日はたまたま娘さんが食事の支度をしてくれたそうです。普段自分では作らない料理を作ってもらい、とても気分が変わって嬉しかったそうです。ところがそれでも夫が何も言わない、せめて「へぇ~、いつもとは違うね。美味しそう!」などと言えないものかと嘆いていました。
娘さんが作ってくれたから、余計にそう思うのでしょう。私も娘たちがなにか作ると、まず夫に「これは〇〇(娘の名前)が作ってくれたんだよ」と強めに言ってしまいます。
私の夫も普段は食事時にほとんど美味しいなどとは言いません。何か口を開くとしたら、「胡椒とって」だの「辛子ちょうだい」くらいです(つまり味にアクセントが欲しいらしい)。だから、気持ちはわかるのです。
自分自身が褒めてもらえば、もっとやる気になれると思っているから、娘のことも褒めてやって欲しいと感じ、何も言わない夫にイライラしてしまうのでしょう。
では、自分は素直に言えるのか
でも、自分自身を振り返ると私は誰かに料理を食べさせてもらったときに、美味しいと言っていなかったように思います。せめて美味しそうに食べていればと思いますが、それも自信がありません。
私は若いときから少食で、年齢を重ねてからはそれがひどくなっています。だから、食事のときに気にするのは、胃にもたれないかどうかです。食事に関しての興味も他の人よりも低いのだと思います。
それにずっと食事は自分が作るものだと思って生きてきたため、他の人に美味しいと伝えることをサボってきたのかもしれません。今は余計に美味しいという一言が出てこないように思います。そう考えると、夫が美味しいと言わないのも仕方がないかな、と思えるのです。
何も言わないのは平和な証拠?
夫に言わせると、何も言わずに食べていれば、美味しい証拠だということです。もしまずければ、黙って食べてはいられないらしいです。確かに文句を言われるよりは、何も言われない方が私も心が穏やかです。
作りがいがないと言えばそうなのですが、私も夫にわざわざ働いてくれてありがとうなどと伝えないので、もうこれはお互い様だと考えるしかありません。自分ができないことを相手に求めても仕方がないように思います。
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