今日、キッチンに鍋などを置きっぱなしにしないのは、火の消し忘れを防ぐためだと書いてあるブログを見つけました(こちらの記事です。「キッチンに何も置かないのは予防と防汚~片づけの目的~」)。私も思わず頷きながら読みました。
不安に悩んだ私
確かにすぐにまた使うからと鍋などをコンロの上に置きっぱなしにすると、火を消したかどうかを目で確認しにくくなりますね。私はこの消したかなという不安に悩んだことがありました。
結婚してすぐは会社員として働いていたので、通勤電車の中で(通勤時間は1時間半でした)余計に不安がふくらみました。1度などはもう会社が目の前だったのに、不安に耐えかねて家に戻りました。それを話した職場の先輩が、こう言ってくれました。
消したかなって不安になるときは、大抵ちゃんと消しているんだよ。でも、不安をそのままにしておくのも難しいから、自分が気の済むようにするといいよ。誰にでもそういうことはあるんだから。
さすがに自分でもどうかしていると思いましたが(まだ20代だったし)、今考えると、慣れない結婚生活で家事にも苦戦していた私には相当ストレスと疲労が溜まっていました。これが不安に結びついたのではないかと思います。
不安をやり過ごすようにした
それから不安だからと何度も確かめることをすると、それをしないでは気がすまなくなり、余計に不安にかられることがあるようです。この知識を仕入れた私は、少々に不安は見て見ぬふりをするようになりました。
私の母も不安の強い人で、出かける前には何度も何度も指差し確認をしないと気が済みませんでした。その人の性質も関係あるのかもしれません。
でも、見て見ぬふりをして不安をやり過ごす作戦は思った以上にうまくいきました。今では不安が出てきても、後にしようと思えるようになりました。これは私が長時間の外出をしないためかもしれません。つまりガスを消し忘れたかも、鍵を閉め忘れたかも、というときにどうせすぐに帰ってくるから、そのときに確かめればいいや、と考えるようにしているのです。
これからも安全のために
それでも我が家は火事になることもなく、無事に築26年を迎えました。これからは年齢的に火の消し忘れに気を付けなくてはいけなくなるでしょう。
自分で不安をやり過ごすだけではなく、火の消し忘れをしてもすぐに気がつけるようにすることが大切だと思います。
そのためにも、キッチンにものを置きっぱなしにしないのは良いことですね。年齢を重ねて足りなくなるものがあるなら、こんな工夫をして補っていければ、良いですね。
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