スパイスが大切?

季節

夫は結婚してから、薄味の食事に慣れたそうですが、その代わりスパイスをよく使うようになりました。スパイスだから塩分の心配はないし、結構なことだと思いますが、少し鬱陶しいです。

同意ができない理由

何を作っても一口まず食べて、それからおもむろに「胡椒」とか「七味」などと言います。本当に単語だけを言います。まるでグランシェフか板長です。胡椒を取って、とか七味をちょうだいなどの文章は言いません。

辛子もいろいろな場面で必要です。辛子が足りないくらいならおでんやチキンカツは、食べない方がましだと言ったこともあります。その態度が偉そうで鼻につきます。

牛丼には紅生姜が絶対必要だそうです(紅生姜が必須の料理が思った以上に多いのです)。あの料理にはこれ、という決まりが多くて買い物のときに面倒くさいです。買い忘れると、露骨にがっかりされるので、それもまた鬱陶しいです。

私は夫の姿を見ているとどうでも良いという気持ちになります。勝手なことを言っている、とも思います。そんな私に夫は絶対に〇〇をかけた方が味が引き立つんだよ、ママもやってごらんなどと言ってきます。

しかし食事は全部、私が作っているのです。私の料理はすごく下手(それは自分が言いたくない…)とまではいかないまでも、上手ではありません(つまり普通だと思います)。義務感から一生懸命に作っていることは伝わる料理だと思います。

それにこだわっていろいろと振りかけても仕方がないと思います。とても自分でそんなことをする気にはなれません。誰が何に何をかけても、その人の勝手ですが、せめてひっそりとやってもらいたいと思います。人の手や耳を煩わせないで欲しいのです。

気になる人がやって欲しい

私はたまに紅生姜やキムチがなくても、いいじゃないかと思います。家の食事は気楽が一番です。固いことを言うなよ、という気持ちです。胡椒がないなら、今度買ってきてね、で良いのではないでしょうか。いや、自分で買ってくるくらいのことをしても良いと私は思います。

夫は胡椒も黒胡椒をミルで引いて使うのが好きで、粉になっているのは香りがすぐに飛んでしまうから好きではないと言います。私は料理する時にガリガリとミルで胡椒を引いていると、イライラしてきます。サッと欲しい分だけ出て来る粉のタイプが私は好きです。

そこまでこだわりがあるなら、スパイスや調味料の在庫管理はすべて夫にしてもらいたいです(もちろん補充も)。

人のこだわりに構いたくないと思う

料理に文句を付けられるわけではないし、夫にしてみたらこんな些細なことで、私が快く思っていないのは心外なのかもしれません。でも、料理には実際に料理をする時間のほかに買い物、後片付けなどのたくさんの作業が付きものです。そこに更に面倒を上乗せされると、そこで私の怒りのスイッチが入るようです。

スパイスのことをあれこれ言われる前は何とかこなしていたことが、言われた途端にすべて放り出したくなるのです。

そして、夫はそんなにまでして美味しくした料理をさぞかし味わって食べるのかと思うと、そうではありません。夫の食事にはいつもテレビか新聞かスマホがお供になっています。私は食事の時間にテレビを消せという人間ではありませんが、片手間に食べる食事にこだわりを言わなくても良いのではないかと思ってしまいます。

私だって、刺し身にはわさびをつけるし、もつ煮には七味を振ってネギを散らします。ごく普通の味覚の持ち主だと思います。それがこんなに鬱陶しいと思っているのですから、スパイスは私にとっては大問題です。

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