夏になると、どうしてもペットボトル入りの飲料に頼ることが多くなります。いろいろな人のブログにお邪魔すると、ペットボトルの処理が追いつかないようで、悲鳴が聞こえてきそうな気がするほどです。もちろん、我が家も同じです。
ペットボトルのお茶を買うようになった理由
我が家でも数年前までは空のペットボトルが大量に出るのが嫌で、夏はヤカンで麦茶などを沸かして飲んでいました。それだけを飲んでいるときはあまり気にならなかったのですが、たまにペットボトルのお茶を飲むととても美味しい!と言うよりも、我が家で沸かしたお茶類がまずいのです。
水出しのお茶はもっとまずかったので、水道の水がまずいのだと思います。過去には浄水器を検討したこともありました。
毎月モップとダスターをレンタルしているダスキンでは、浄水器もレンタルできます。ダスキンなら浄水器のフィルターを4週間に1度交換してくれるため、いつも清潔に使うことができます。
かなり心が揺れましたが、我が家の水道で試したときに、肝心の水の味が思ったよりも変わらなかったため(つまりまずいままだった)、レンタルは断念しました。ウォーターサーバーは狭いキッチンで場所を取るので、置きたくありませんでした。
それなら、ペットボトルのお茶を買うのが、一番手っ取り早いのではないかと考えたのです。
飲んだ後が大変!
我が家では2L入りの他に500mlのお茶も購入しています。500mlだと、娘たちが自分の部屋で飲みたいときや外出時に持って行けるからです。すると、必然的に飲み終わった後の、洗って乾かして、ラベルを剥いで、潰してという手間が増えることになります。
これを私が1人でやろうとすると、かなり大変だと思います。我が家の娘たちはペットボトルを洗って乾かすところまでは、結構やってくれますが、それでも夏はペットボトルばかり踏み潰しているようで、イライラすることがよくあります。
ペットボトルは溜まると、近所のスーパーで回収してくれるので、買い物ついでに持っていくことが多いです。市の回収は月に1度なので、あまり利用しません。こうなるとペットボトルの処理も立派な仕事です。よく名も無き家事、などと言われますが、これには名前をつけたいくらいです。
これをやって何になるのかと考えることもあるけど
ペットボトルの回収が始まったばかりの頃、よく夫は文句を言っていました。
こんな事やったって、何の意味があるんだよ。どうせ、全部一緒に燃やしちゃうんだぜ!リサイクルとか、するわけないじゃん。
私は我が家から出たペットボトルが一体どうなるのか、確かめたことがないのでわかりません。ちゃんとリサイクルされるのか、燃やされるのか、埋められるのか、どうなのでしょう。
しかし、たとえ今はちゃんとしていなくても、これから先、ちゃんとするかもしれない、そうしたら、ペットボトルのラベルやキャップは別にする習慣がついていた方が良いだろう、そう思ってやってきました。ペットボトルの中を洗うのも、家の中に汚いものを置いておきたくなかっただけです。
私は今だけのことを考えず、未来のこと、そして自分がどうしたいのかを考えて行動してきたつもりです。
今意味がなくても、やるしかない
意味があるのかないのかを考えて、意味がないならやらないとするなら、主婦がやっていることの多くがやっぱりやらない、となってしまうのではないでしょうか。それでは生活は回っていきません。もう、ペットボトルがあるなら、洗って乾かして潰すしかないのです。
それでも、我が家だけでもこんなにたくさん出るペットボトル、日本全国ではどのくらいになるのか、こんなに使い続けていて大丈夫なのか、考えると少し怖いです。でも、人間は水分を摂らないとなりません。
今意味がなくても、将来は意味を持つようになるかもしれない、そう考えてたとえ意味を感じられなくても、家族みんなでペットボトルの処理ができると良いと思っています。多すぎるペットボトルとみんなが向き合うことで、将来が変わるかもしれませんね。