基本的に家事については先延ばしをしないようにしています。今まで先延ばしをして良いことは1つもありませんでした。掃除を先延ばしすれば汚れが溜まって、後で自分が大変ですし、洗濯を先延ばしすれば乾すところがなくなります。
専業主婦に関しては、先延ばしは自分の首を締める行為に他なりません。しかし、最近私は先延ばしを嫌うあまりに、明日やれば良いことにまで手をつけるようになりました。
先延ばししなくても、変わらない？
今夜のうちに洗濯機を1回回しておこう、そうすれば室内干しでも、明日の朝までに結構乾いているだろう、などと考えてしまうのです。最初は明日の自分にプレゼントをするような気持ちでした。そう考えると、今日のうちにしておけば明日楽になることは、意外にたくさん見つかります。
確かに朝は夫や娘を無事に家から送り出すという目的があり、慌ただしいのは事実です。複雑なことや頭を使うことは、少なければ少ないほどありがたいです。ただ、朝の家事が減ったとしても、その日の夜にはまた次の朝のことを考えて準備をするわけです。
結局、今日やるにしても明日やるにしても、自分が家事をやるわけですから、長い目で見ると特に楽ができるわけではありません。明日の朝楽をするために、今日の夜に忙しい思いをしているだけなのです。家事はあちらからこちらに移動しただけです。そう、先延ばししてもしなくても、変わりはないのです。
先延ばしをして本当に損をしているのか
先延ばしの結果、汚れが溜まって掃除の時間が増えたということがあるとしても、それまでは自分が掃除をしなかったわけです。そのツケを払っていると思えば、取り立てて損をしたと考えることもありません（まあ、得をしているわけでもありませんが…）。
毎日5分ずつ10日間やるのか、1度に50分やって1日で終わらせるのか、どちらが良いかはその人の性格や体力、その他諸々を考えて決めれば良いのであって、決してどちらかの方法が優れていて、どちらかが駄目ということではないと思います。
先延ばしをしないのは、今日やるべきことの中だけで考え、明日やるべきことにまで手を広げるべきではないと私は考えています。そうしないと、楽をするために忙しい、楽をするために疲れてしまうというどこか皮肉な結果になってしまいます。
先延ばしをしないということ自体はすばらしい考えですが、それが自分の首を締めるのでは困ります。あくまでも今日やるべきことをキチンと終えて、明日に進んでいくために先延ばしはしない方が良いのです。私はそう考えていますが、どうでしょうか。
ここ数日天気が悪くて、私は洗濯物を乾かすために、朝晩洗濯をしていました。だから、こんなことを考えたのかもしれません。
