何を思ったのか夫がブルーベリーの苗木を買いました。我が家のだだっ広い敷地に植えたいそうです。祖母が住んでいた母屋を壊してから、本当にただ空いているという感じの敷地でした。かつては隅にキウイの木を棚にしてありましたが、数年前の台風で崩壊、どうしようもなくなってかなり短めに切ってしまったのです。
何か新しいものをと望む気持ちもわからないではありません。2人でホームセンターに行きましたが、かなり長い間夫は苗木を見つめ続けていました。そうして2本の木を選んだのです。ブルーベリーは違う品種の木を2本植えるとよく実をつけるのだそうです。
初めて知ったブルーベリーのこと
私は夫とホームセンターに行くまで、ブルーベリーには系統があること、そしてその系統ごとにさまざまな品種があることを知りませんでした。夫はラビットアイという系統のブルーベリーの中から2つの品種を選びました。どちらも100円玉ほどの大きな実をつけるのだそうです。
なぜブルーベリーかというと、実をつけるのはもちろんですが、春には可憐な花が咲き、秋になるとキレイに紅葉するため見ていて楽しいため、1年に何度も楽しめるから、と言っていました。
夫は苗木の他にもピートモスというブルーベリーが好む土を買ってきたりと、大騒ぎをしていました(ピートモスは使う前に水に浸して戻す作業が必要なので、バケツも買っていました)が、何だか楽しそうでした。ここ数日雨が続いていて待ちきれなくなったのでしょう。夫は今日、お昼休みにわざわざ1度帰宅してとうとうブルーベリーを植えたのでした。
新たな記念樹になるか
実は台風で倒れたキウイは長女が生まれた年に夫の叔母が記念樹だと言って、植えたものです。30年近い間には随分実をつけて私たちを楽しませてくれました。しかし、切ってしまってからは実をつける数がガクンと減ってしまい、少し寂しかったのです。
だから、何とか根付いてかつてのキウイのようにまた夫とついでに私のことを楽しませてくれたらな~、と思っています。数年経ったとき、うちのブルーベリーを植えたときはコロナで大変だったな、次女が引きこもっていて大変だったな、などと思い出すときが来るかもしれません。
でも、キウイのときもそうでしたが、たくさん実をつけるとまた夫がジャムを作れとか、いろいろとうるさそうなので、それは今から警戒しています。まあ、まだそれは先の話ですよね。