近所のスーパーでクレーマーを見て感じた・諍いも戦争も理屈は同じこと

生活

先日いつものスーパーに買い物に行きました。安売りの日でもなければ、ポイント3倍デーでもない日で、その上雨が降っていたので、行くのは面倒でもスーパーの中はきっと人も少なく、快適に買い物ができるに違いない!と期待して行ったのです。

人が少なくて快適なスーパーの中で怒っている女性がいた…

本当にいつもよりお客さんが少なく、駐車場に車を停めるのも簡単で、ちょっと嬉しいなと思っていたのですが、乳製品の売り場に差し掛かったとき、キンキンと女性が怒る声が耳に入ってきました。40歳前後と思われる女性がカートに商品をたくさん入れたまま、男性の店員さんに何かを怒っているようでした。

きっと長い時間店員さんは女性客に怒られていたのでしょう。私が近づいたとき、彼はこう反論していました。

お客様は私たちの仕事が遅いとおっしゃいますが、私たちにもいろいろとやらなくてはならないことがあり、それには順番があります。お客様の思うように私たちは仕事をすることができないのです。

どうも女性客はスーパーの店員さんの仕事について文句を言っていたようです。まだ会計を済ませていないところから、レジの人に対する文句でないことはわかります。すると、品出しについて言っていたのでしょうか。確かにそのスーパーで午前中に買い物をしようとすると、多くの店員さんが品出しをしていて、商品が見にくいこともありました。しかし、女性はついにこんなことを言い出したのです。

ほら、あなたのそういうところ!そういう口のききかたも嫌だわ。

はいはいと黙って聞いてくれるべき、店員さんに反論され、それが正論だったので、女性はすべてをその男性店員の口のききかたの悪さにすり替えて怒り続けたのでした。私は別にその男性店員の口のきき方は悪くなかったと思います。ただ、その場の雰囲気でにこやかとは言えませんでしたが。

私は頻繁に買い物に行くわけではないので、1度買い物を始めると結構長い時間スーパーに滞在します。とうとう私が買い物をしている間、彼女の口は閉じることはなく、延々と怒った声が響き続けました。

誰か止めて欲しかった

他にも店員さんは何人もいましたが、誰もその2人を止めようとしませんでした。ずっと2人は乳製品の売り場で言い争いをしていたのです。ヨーグルトドリンクの真ん前だったため、それを買いたかった人は困ったでしょう。

彼女にも彼女の理屈があったのかもしれませんが、やはり私が感じたのは迷惑だということでした(買い物のジャマだし、気になって仕方がない)。そして店の雰囲気も悪くなります。言いたいことがあるのは仕方がありませんが、せめて店の裏に行って言うことはできなかったのでしょうか。店員さんが数人集まれば、彼女のことを止められたかもしれないと思いますし、ぜひそうして欲しかったです。

どんな正義があっても争いが起こり、それが原因で生活が停滞するのは迷惑なことです。私は誰かが仲裁に入って、争いを解消して欲しいと感じましたが、これはいろいろなことに通じるのではないかと思いました。小さなスーパーの諍いから、国と国との戦争まで根本はみんな同じような気がします。

私も誰かに頼るのではなく、自分が仲裁に入れば良かったかもしれません。でも、出しゃばりって思われそうで、できませんでした。

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