3月に入った頃から左手の薬指の爪がおかしくなりました。最初は爪の根元が白くなったのです。私はてっきり乾燥しているからだと思い、ワセリンをせっせと塗っていたのですが、だんだんとただの乾燥ではないとわかってきました。
そのうちに乾燥していると思った場所がポッカリと口を開けました。皮膚科に行ってみると、そこだけ爪が作られない状態になっていると言われたのです。
下から新しい爪ができて、古い爪はどんどん押し上げられていきました。根本は口を開けている状態でしたが、まだしっかりと指にくっついている部分もあり、二重構造のおかしな爪になっています。最初のころは痛みもありました。皮膚科では抗菌剤を処方され、42日間も服用しました。
古い爪と新しい爪が交代した
押し上げられた爪は成長とともにくっついている部分が少なくなり、今にも剥がれそうになったまま、6月の10日前後にやっと自然に剥がれました。爪が剥がれた後は周りの皮膚が赤く腫れ上がり、バイキンが入ったのかとヒヤヒヤしましたが、大丈夫そうです。
新しくできた爪は平でキレイですが、先の部分はえぐれたように凹んでいます。これは爪の根元がおかしくなったときの名残が押し上げられてきて先に残っているのでしょう。まだたまに痛みがあります(写真ではわかりにくいですが、まだ爪の周りに赤みがあって少し腫れているので痛いのだと思います)が、爪の大きさもほとんどもとの通りになりました。
小さい爪だけど影響はある
爪がおかしい状態のときはあまり考えませんでしたが、どうも私は極端に左手を使わないようにしていたようです。この前何の気なしに、ハンドグリップを握ってみたところ、右手は前よりも力がついたという実感がありました(前よりも軽く握れた)。
ところが左手は前よりもまるで握れません。どうやって力を入れれば良いのかわかりませんでした。右手の握力が強くなっていたのは、今まで左手を使っていたことも、右手でやるようになったからかもしれません。どこかをかばっていると、どんなに小さなところでも影響が出るものだと、感心しました。
また、関係あるのかどうかはわかりませんが、手の爪がすべて柔らかくなっていて、いろいろなことがやりにくくて仕方がありません。ラベルやシールを剥がすなど、ちょっとした作業をするのが怖いのです。爪ごと持っていかれそうな気がします。
しかし、爪が生えて嬉しい
しかし今、新しい爪はそれほどキレイというわけではないのに、しょっちゅう爪を見ては嬉しく思っています。やはりどんなに私が身の回りに気を使わないとはいえ、あまりにひどい状態は心が痛んでいたんだな、と今になると思います。
爪の件はこれで収束しそうですが、他にまた何か奇妙な症状が出ないとも限りません。この原因は何なのか、突き止めたい思いでいっぱいです。身体の抵抗力が落ちていたのか、それとも更年期のせいなのか、調べてみたいと思っているから、健康診断も受ける気になったのです(何か病気が原因だったらどうしようという不安があります)。
やはり、まずは食事から気を使うべきですかね…