来客時に感じる引っかかりを正面から見つめてみたけど、解決策は見つかりそうもない

家族

先程、夫の叔母から電話がありました。夫が休みの日に我が家を訪問したいといいます。叔父がずっと叔母のことを我が家に連れてきていましたが、もう年齢的にも(85歳をこえたと思う)車を運転するのが面倒になったのでしょう。息子に連れてきてもらうようになり、その息子(夫の従兄弟)が夫に会いたいと言っているのだそうです。

来客がちょっと嫌なわけ

確かに、叔母にとっての実家はすでに取り壊されているし、夫でもいないことには実家に帰ってきたという気持ちになれないでしょう。まあ、それは良いのですが、困るのは我が家の娘たちがかなり高い割合で家にいることです。

次女は引きこもりで常に家にいますが、長女も場合によってはまったく仕事に行きません。今もデザインフェスタというものに参加するとかで、準備に忙しいらしく(自分の作品を販売するらしい)家にいる方が多いのです。

我が家の1階は風呂場やトイレの他はリビングダイニングキッチンです。すべてが一部屋になっているため、来客があったら必ず顔を合わせることになります。顔を合わせれば挨拶をしなくてはならないです。

小さな子どもなら来客があったときに「ご挨拶は?」などと促すことも不自然ではありませんが、いい年をした大人になった娘たちに、私もそんなことは言いたくありません。かと言って、もし挨拶をしなかったらやはり黙ってはいられないでしょう。それで挨拶などをしたくないのなら、自分の部屋に引っ込んでいてくれ、ということになるのです。そして娘たちは来客があるとわかっているときは、しばらく前からソワソワすることになります。

それに娘たちが部屋に引っ込んでいても、やはりそこにいるんだという事実は消えません。来客中、ずっと私は娘たちの存在が気になっています。叔母も夫に会いに来るのであって、娘たちの顔を見に来るわけではありませんから(あくまでも夫の叔母であって娘たちには祖母ではないので、関係はそんなに濃くないです)、そんなに気にしなくても良いのでは、とも思いますが、何となく叔母が来るよと電話をくれる度に私の心に娘たちのことが引っかかっているのです。

引っかかっていることはわかっていても、どうしようもない

こういう引っかかりってどうすれば解消できるのでしょうか。私自身は24歳で実家を出て独立した気になっていたため、多分私の母はこんなことは考えなかったと思います。些細なことと言ってしまえばその通りですが、この些細なことが積み重なってそのうち爆発したりするんだろうか、などと考えています。

せめて1階に客間が別にあれば、娘たちも来客前にこれほどソワソワしないでも済むのに…とも思います。娘たちが2階の自室で息を潜めていることもないわけですが、今更自宅を改修することもできません。

家の問題もあるとは思いますが、娘たちはすでに巣立ちの時期を迎えており、それなのにまったく巣立ちの気配すらもないことが問題なのかもしれません。もう、自然の摂理に反しているとすら思えてきます。娘たちが巣立って夫婦2人になり、寂しさを味わったところで、やっとこの引っかかりが解消するのかもしれないと思っています。

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