幸せの量は決まっているというけれど・きっと不幸の量も決まっているから心配ない

生活

よく人の幸せの量は決まっているといいます。みんな幸せの量は同じだから、良いことが続くとその後はとんと幸せを実感できなくなるのだそうです。そんな言い古されたことを実感することが身近にありました。

長女のバイト先の人のことを羨んでいたけど

長女の仕事先のパートさんは私と同年代です。シングルマザーとして働き、2人の娘を育て上げました。娘さんは2人とも結婚、1人は出産もして、やっと苦労が報われたと思ったことでしょう。私にしてみれば羨ましい限りだと思っていました。

しかし、出産後娘さんの様子が変わってしまいました。私は直接娘さんに会ったわけではありませんが、どうやら娘さんは赤ちゃん返りをしてしまったようです。お母さんへの依存が激しくなり、少しでも離れると後を追う有様となりました。自傷行為も始まり、お母さんは娘さんから一時も目が離せなくなったのです。

最初は産後うつ病かと思われましたが、医師の意見は幼いときからの積み重ねが今の状態につながっているというものでした。シングルマザーとなった母親を困らせたくないからと、娘さんは人一倍我慢をしていた、その我慢していたことを今取り返そうとしているのだそうです。

しかし、お母さんが働かなかったら娘さんたちの今はありませんでした。決してお母さんが悪いわけではありません。じゃあ、娘さんがいけないのかというと、そんなことはありません。このことでは誰も悪い人はいないわけです。

幸せの量が調節されている?

娘さんは明るく元気な女性だったそうです。大学に進学してチアリーディングをするような女性でした。そして大好きな男性と結ばれ、子どもにも恵まれたのですが、あまりの変わりように夫となった男性もショックを受けているそうです。

誰も悪い人がいないのに、幸せになった先に落とし穴のように不幸な状態が待っているわけです。私にはそれこそが、幸せの量を勝手に調整されている状態のように思えてなりません。

今は確かに不幸な状態ですが、幸せの量が決まっているなら、不幸の量も決まっているはずです。今の状態が永遠に続くことはないと思います。

我が家もそれほど幸せとは言えません。長女(フリーター)も次女(引きこもり6年目)も普通の家庭では認められない生き方ではないでしょうか。しかし我が家の状態は慢性病のような感じで、今日明日にどうにかなるという状態ではないように感じます。

長女の仕事先の方の状態はまさに急性期のようです。病気でも急性のものは治るときはあっという間に治ります。きっとそんな感じで娘さんの状態も良くなっていくと思うのですが、それは私がそうなって欲しいと思っているだけでしょうか。

それでもぜひ、仕事先の方には本来の幸せを取り戻してほしいです。私と同年代なのに、昼間は仕事をして夜は赤ちゃんの世話をして、娘さんの状態にも気を配らなくてはいけないのは本当に辛いと思います。幸せを取り戻す姿を見て、私も希望を感じたいと思っています。

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