2月の中旬に洗濯機のポンプが壊れて、風呂の残り湯が洗濯に使えなくなりました。
昔のようにバケツで汲んで使うことも考えましたが、残り湯を濾過せずにそのまま洗濯に使うと洗濯機の故障の原因になることもあると聞いて、断念したのです。すでに14年間使っている洗濯機、そのまま使えるのもあとわずかかもしれません。それなら、節水は他の方法でやってみようと思いました。
節水を心がけたけど、結果は?
私が考えたのは風呂の浴槽に入れるお湯の量を減らすこと、シャワーを使う時間を減らすこと、そして洗濯のすすぎを2回から1回に、それも注水すすぎからためすすぎに変更することでした。実は洗濯のすすぎは洗濯機のパネルだけいじって、その気になっていて実際は前のまま行っていました。
それに気が付いたときには『水道代がすごいことになっているのでは?』と思い、ビクビクしていましたが、昨日水道の検針が来て使用量などが判明しました。我が家がある地域では水道代は2ヶ月に1度の徴収ですが、使用量は前回よりも1㎥増えただけでした。
1㎥くらいは前後することが今までにもあったため、これは風呂の残り湯を洗濯に使うことと同じくらいの節水ができたと考えても良さそうです。まあ、1㎥の水は1000Lです。これを思うと決して1㎥くらいと言ってはいけないですが、洗濯のすすぎの回数を減らすことで、きっともっと節水ができると思っています。
実践できなかったこと
実はもっと節水したいと思って、風呂の湯を毎日取り替えなければ良いのではないかとも考えました。洗濯に使う水は我が家の洗濯機の最高水位で選択をするとして、30日間で1860Lと計算しました(すすぎの水は計算していません)。しかし、浴槽には1回で180Lの水が入るのです。湯を1日おきに取り替えるようにすれば、30日間で2700Lの節水ができる計算になります。洗濯にこだわるよりも格段に効率が良いと思ったのです。
我が家は4人家族ですが、毎日浴槽に入るのは3人だけです。近所には6人家族が普通にいますから、それを思えば湯の取り替えが1日おきでもまったく差し支えないように思えます。
しかし、結局これは実践しませんでした。夕方に風呂に入り、次の日の朝に浴槽のふたを開けると、何だか匂います。明らかに臭いというわけではないのですが、やはり風呂を沸かしたときとは違うのです。
あまり無理をして節水が続かないようではかえって良くないと思い、風呂は毎日新しいお湯をはることにしました。私が実家にいた頃、風呂を沸かし直すときに浄化剤のようなものを使っていました。お湯の清潔は保てるというふれこみでしたが、やはり新しいお湯にはかなわなかったと思います。
まあ、もう少し浴槽内の湯を減らしたいとか、食器を洗うときの水を減らしたいという気持ちはありますが、実際に自分にできる方法を見つけるまではまだかかりそうです。次回の検針までにどれくらい節水できるのか、また楽しみになっています(カーテンとか洗ったら、水の量は増えるだろうな…どうしよう、とも思っていますが…)。
今の状況が気に入っているから節水する
いろいろと節水のことを気にしていて、昔の私ならすぐに嫌になりそうですが、残り湯を使わなくなったら、洗濯がすごく自由になりました。いつも残り湯がある時に洗濯する、という考えに縛られていたため、洗濯する時間が決まっていたのです。浴槽に吸水ポンプを入れるため、誰かが風呂に入っている最中は避けるとかいろいろありましたが、それが全部なくなってすごく気楽になりました。
なんか、もうポンプで残り湯を汲んで洗濯する生活には戻れないような気がしています。だからこそ、節水を心がけたいです。