先日、アレルギー検査の結果を知りました。私にはほぼアレルゲンとなるものがなかったわけです(花粉だけでなく、ハウスダストやダニも大丈夫でした)が、冬から春にかけてずっと鼻詰まりの症状があったために、てっきり何かの花粉に反応しているんだと思っていました。実際に耳鼻科の医師からも花粉症だと言われていました。
ここ数ヶ月はずっとビラノアという名前の薬を飲んでいました。これはアレルギー全般に効果がある薬で、最近飲んだ薬の中では、私の鼻詰まりにもっとも効果がありました。しかし、自分がアレルギーではないと知ると、アレルギーの薬を飲むのをためらうようになったのです。
アレルギーではないのに、アレルギーの薬を飲む?
他にも薬を飲んでいるわけだし、アレルギーの薬だけでも減らせれば、身体の負担が軽くなるのでは?と思えてきたのです。実際に副作用があったわけではないですが、何となく薬に頼るのは悪いことという思い込みが私にはありました。それに、ビラノアにも費用がかかります。
また、薬の種類が増えるとそれだけ飲み忘れのおそれなど、デメリットも増えるのではないかと思われます。それで、10日ほどビラノアを飲まないで過ごしてみたところ、最初は何ともなかったのですが、3日ほど前に喉が痛くなりました。カゼのひき始めかと思い、葛根湯を飲んでみたところ、一度は収まります。夜に飲めば、次の日の昼間は喉が痛くありません。
しかし、夕方には再び喉が痛くなります。それを繰り返しているうちに、鼻の奥が重いことに気が付きました。詰まるというほどではありませんが、確かに重く、何かがあるような感じがするのです。これは鼻詰まりの影響ではないかと思い、再びビラノアを飲んだところ、無事に喉の痛みも収まりました。
一体これはどういうことでしょうか。私が通っている内科の医師(この人がビラノアも処方してくれています)はこんなふうに言っています。
ビラノアを飲んで楽になるなら、飲んでいれば良いと思いますよ。鼻詰まりには、アレルギー検査だけでは特定できない原因もあるでしょうから。
これからどうしよう?
コロナ禍になる以前なら、多少の体調不良は気にしませんでしたが、今は喉が痛いなら歯医者や理髪店の予約はキャンセルするくらいには気になっています。しかし私は、何も予定がないときを見計らって、またビラノアをやめてみるつもりです。どうしても、アレルギーではないのに、アレルギーの薬を飲むのが納得できません。
まあ、寒暖差アレルギーで鼻水や鼻詰まりの症状に悩む人もいます。最近、ニュース番組でもよく取り上げられていますね。寒暖差アレルギーはアレルギーと名前がついてはいますが、朝晩の気温差が激しいことが原因で、いわゆるアレルギーとは別物です(気温差で鼻の粘膜が腫れるらしい)。
アレルギー性鼻炎・花粉症と同じ薬が処方されることが多いため、私が花粉症でないのに、アレルギーの薬を飲んでいるのはそこまでおかしなことではないのかもしれません。
しかし、耳鼻科も1回別のところに行って、医師の意見を聞いた方が良いのでしょうか。なぜ私の鼻はこんなに詰まるのか気になります。もし、花粉症なら〇〇の花粉が飛ぶ時期、というふうに対処すべき時期や方法がわかると思っていました。花粉症が良いというわけではありませんが、これからどう対処していけば良いのかがわからないわけですから、今は少々心細い感じです。
原因がわからない、しかし不快な症状はそのままって困ります。でも、自分のことですから自分で何とかしていかなくてはいけないですね。