年が明けたばかりですが、先日ご近所に住む女性(夫の幼馴染のお母さん)が亡くなりました。昨日、打ち合わせに行き、息子である幼馴染からいろいろと話を聞いたところ、お母さんは92歳になっていたそうです。
まだお手伝いが必要だった!
葬儀は家族葬で行うと聞いていたため、私たち(自治体の班員)の出番はないと思っていましたが、そうではありませんでした。
亡くなったお母さんは5人きょうだいだったため、親族だけでも20人を超えるとのこと。受付を設けて香典の管理をする必要がありますが、女性の家族はそれを自治体の班員に任せたいと考えていたのです。
そして、もうコロナ禍ではなくなったためか、通夜・告別式は通常通りに行い、告別式に参列する方には火葬場までお付き合い願いたいとも言われました。
昔ながらのお付き合いでは、自宅で葬儀を行うことになりますから、同じ班の人たちが手伝うのは当然のことでした。と言うよりも、手伝いをしなくては葬儀が滞ってしまったでしょう。
しかし、現在葬儀はほとんどの場合、専門の業者の手によって行われます。何も受付を班の人たちに頼まなくても良いのに…と思ってしまいました。
近所の人が火葬場まで行くべき?
また、近所に住んでいただけの間柄で、火葬場に一緒に行ってくれと言うのもどうなんだろうと考えざるを得ませんでした。葬儀にはある程度の時間がかかりますが、火葬場に行くとなると更に時間が延びて、負担が増えるのではないでしょうか。
それこそ、親族だけで行ってじっくりと故人と向き合う方が良いのではないかと思います。それに、火葬場まで行って欲しいと言われると、断る方も気を使います。行けないことを申し訳なく思う人もいるはずです。
実際にその場にいた男性の1人(私より20歳歳上なのでもうすぐ80歳になるところです)は「火葬場まで行くのは俺は無理だ。身体が辛いから、勘弁して欲しい」と言っていました。
なかなか休みが取れない
通夜と告別式。通夜の方が短時間で済むため、最近は通夜の方に参列したいと考える人が多いようです。通夜の方だけが賑わい、告別式は閑散としてしまう場合も少なくありません。
そうすると、自分の都合以外にどちらに参列するべきなのかを考える必要が出てきます。どちらにも参列できればそれが一番ですが、最近の職場では自分の肉親でない人の葬儀のために、休みを取るのは簡単ではありません。
夫も散々悩んでいましたが、休みを取るのは1日が妥当だと判断。そのように幼馴染に連絡しましたが、やはり謝っていました。
やはり葬儀は簡略化するべきだと思う
こう、色々考えるとやはり葬儀は簡略化した方が良いようです。夫の叔父と叔母はどちらも告別式のみを行いました。
もともと通夜はないため、どちらに参列しようと悩む必要はありませんでした。もちろん火葬場に行ったのは親族だけです。
最初から割り切ってしまえば、周りを悩ませることも、謝らせることもありません。さっぱりして良いのではないでしょうか。まあ、今回大変なのは夫です。何しろ葬儀は朝8時15分に開式です。
夫は受付を担当するので1時間前には会場に到着しなくてはなりません。疲れるだろうな~。頑張ってね。