春先は、体調が不安定になる人が多いのではないでしょうか。今年は新型コロナウイルスによる感染症が流行したりして、精神的にも不安定になっている人もかもしれません。そんなときには、髪や肌も影響を受けてしまいますね。
湯シャンをやってみよう
それでなくても、私のような年齢になると(55歳)、若い頃とは髪や肌の質が変わってきて、何を使ってもうまくいかないと感じることが増えてきます。特に髪については、私も何かよい方法がないかと、いろいろとネットで情報収集に励んでいたときがありました。
湯シャンというのは、そんなときに誰でも気になる方法ではないでしょうか。なにしろ自分で用意するものがほとんどなく、経済的です。下手をすると高いシャンプーを使わなくても済むだけ、得をすることになります。
ネットでは白髪が減ったとか、髪質が改善されたなどの声もありますが、私はそこまでの期待はしていませんでした。シャンプーをやめたくらいで、そんなに劇的な効果があるなら、世の中自分の髪質で悩む人はいなくなります。でも、試しにやってみるくらいはよいと思ったのです。なんといっても無料ですから。
ただ、湯シャンをしていると、自分の頭が臭いのではないかという思いがついて回ります。臭いを嗅いでもらうわけにもいかないので(臭いといわれたら、きっと腹が立ちます)、この思いは消えることがありません。それで湯シャンをやめてしまう人は多いのです。それにずっと湯シャンをしていると、何だか頭が重いような気がしてきます。シャンプーを使うと、さっぱりして頭が軽くなったと感じる人は多いようです。
中途半端湯シャンの勧め
結局、私がおすすめする湯シャンは、2日続けて湯シャンをしたら、3日目にはシャンプーを使うというものです。何とも中途半端だと思われるかもしれませんが、これだと臭いの問題がほとんど気になりません。でも、シャンプーは節約できますし、中高年の人で髪が乾燥する人は、かなり改善されると思います。
私は以前は毎日シャンプーをしていましたが、それでも頭皮の臭いが気になっていました。湯シャンを取り入れ始めた直後は、2日も続けて湯シャンをすると痒みやベタつきが出て、人前に出るのが気まずいほどだったのです。
それでも、根気よく続けているうちに、どちらも解消されました。多分、多くの人がいっている通り、洗い過ぎによって余計に私の頭皮から皮脂が分泌されていたのでしょう(人間の皮膚は洗うことによって、皮脂が除かれると、それを補うために皮脂を分泌するそうです)。2日間の湯シャンを挟むことで、洗いすぎの状態が解消されて、皮脂の分泌が正常になったのだと思います。
湯シャンで頭皮はキレイになっている
では2日間シャンプーをしなければよいのではないかと思う人もいるでしょう。でも、私の場合は湯シャンをしないと髪の毛はペタンコになりますから、湯シャンはちょうどよく汚れが落ちるのだと実感しています。
この春、劇的な効果はないけれど、何も悪影響がない湯シャンを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。シャンプーやコンディショナーは節約できるし、頭皮の状態が落ち着くので、心も落ち着くような気がします。何か新しいことを始めたくなる春に、湯シャンというのもよいかもしれません。
シャンプーブラシはおすすめ
湯シャンの方法はネットでいろいろと調べられます。自分ができそうな方法を探すとよいですね。私のおすすめはシャンプーブラシを使うことです。これを使うと、シャンプーなしでも、頭の隅々まで洗うことができます。 手だけで洗っていたときとは、洗い上がりが違いますから、ぜひ試してみてくださ。
意外に頭皮はストレスが現れるところです。私も今から10年以上前に頭が痒くてたまらないときがありました。フケもたくさん出て、嫌だなと思っていたら、円形脱毛症になってしまったのです(このようなトラブルのある人は、まずお医者さんへいってください。私はかかりつけの内科に行きました)。今はフケもほとんど気になりませんから、試して見る価値はありますよ。