昨日、会社の人から保健所に連絡するといわれた夫でしたが、熱は平熱になったまま安定しています。朝から会社に連絡を入れて、熱は下がったままだと伝えたため、何事もありませんでした。
夫は咳や鼻水は残っていますが、普段ならもう起き出して仕事に行っているかもしれない状態です。今は無理をして出社しても、周りの人も嫌がるでしょうから、まだ寝室にこもりっきりです。
回復しつつある私
私も1度は熱っぽいので、コロナに感染したのかと不安になりましたが、現在は回復してただの花粉症の症状に戻っています。私も大事をとって、できる限り安静にしています。私も普段なら、多分掃除に精を出していたと思います(昨日は掃除もせずに安静にしていました。おかげで平熱に戻ったのだと思います)。
私は、とにかく早くいつもの自分に戻りたいと思っています。焦っているといってもよいかもしれません。コロナに過敏なご時世ですから、何とか人様に疑われないようにしたいと思っている、ちょっとずるい自分がいます。
検査もできないから、自分がかかっているのがただのカゼなのか、コロナなのかはわかりません。だとしたら、少しでも人に感染させる可能性を減らすために、自分を健康な状態(熱がなく、咳や鼻水も出ない状態)に戻すことしかできることはないのではないでしょうか。
37℃の微熱で大騒ぎ?
私が熱っぽいと感じたのは、4月15日の夜8時頃でした。肩や肘が痛み、念のためにと熱を計ったら37℃でした。普段なら熱があると騒ぐような体温ではありませんでしたが、肩や肘の痛みが関節痛にも感じられたため、その後すぐに就寝しました。
普段私は10時に就寝して5時か6時には起床しています。いくらなんでも8時過ぎに寝ては、夜中に目を覚ましてしまうのでは、と危ぶんでいましたが、そのままぐっすりと眠り、次の日も昼間、かなり眠っていました。
私には休息が必要だったのでしょう。このご時世でなければ、こんなに気を付けて休息を取ることはなかったでしょう。だからよかったとまではいえませんが、今具合が悪くて動けない人は、自分には休息が必要だったのだと考えてみてはどうでしょうか。
人間の体は機械ではありませんから、何でも数字で判断するのは止めて、自分の感覚を大切にすることも必要です。私も一瞬は37℃の微熱で大騒ぎするなんて恥ずかしい、と考えてしまいましたが、休んでよかったです。まだ、完全に元気とはいえませんが…
熱が下がったのにうなされる夫
せっかく熱が下がったのに、夫は昨晩はかなりうなされていました。もともと寝ぼけて喚くクセ(?)がある人ですが、昨晩はかなり悲しそうに誰かに訴えかけていました。そして布団をはねのけて飛び起きたのです。そうまでして訴えたいことは何だったのかと、見ていた私は考えてしまいました。夢の中で、夫は差別を受けていたのでしょうか。
自分が差別されれば悲しいし、辛いですが、感染が怖いのもわかります。感染が怖いと、疑わしいことをすべて自分から遠ざけて、見ないフリをしたくなります。それが感染対策なのか、差別なのかは自分の立場によって変わってしまうでしょう。でも、確実にそれが人と人との間に壁を作り、信頼が失わせるように思います。
感染症対策は難しい…
差別するのもされるのも実はどちらも悲しいことです。どちらも私たちの心をガリガリと引っ掻いて傷をつける行為に思えます。そして人と人との距離を取らなければならない(最終的には隔離ですね)感染症対策というのは、限りなく差別につながりやすい難しいことです。コロナ騒ぎでそれを実感している人も多いのではないでしょうか。
体の状態がよくなれば、自然と心も上向きになりますが、今度ばかりはいろいろと考えさせられるためか、そうはいかないようです。この先、私たちはどうなるのか、不安ばかりが湧いてきます。