ブログ記事で知る過去の自分・思い通りになっても文句を言う自分を知った

生活

今日から12月です。まったく関係ないかもしれませんが、今週に入ってからとても腰が痛いです。最近、自分のブログの記事を読み返していたら、昨年も同じような時期に腰が痛い、ぎっくり腰になりそうだと書いてありました。

私の母は全身をガンに侵されて亡くなりましたが、最初の訴えは腰痛でした。だから、腰が痛いと感じる度に少しビクビクしている自分がいます。私だけでなく、夫もビクビクしているようで、腰が…と言いかけるとすぐに医者に行けと言ってきます。

しかし、昨年も痛いと騒いでいたのですから、これは安心できます。私は昨年もかなり腰が痛かったようですが、まだ生きています。そして昨年の今頃、私は内職がなくて寂しい、という内容の記事も書いています。

内職があればあったで…

私の言う内職とは、企業などのサイトに掲載されている文章を請け負って書く仕事でライティングとも呼ばれています。私はクラウドワークスという企業に登録して、ライティングを募集している企業に応募して内職をもらっています。

自分で好き勝手に書くのとは違って、内職で書く文章は、誰かに認められないと世に出ません。自分さえ良ければよいわけではありません。賃金がもらえることも(せめて自分の洋服やメガネ、携帯電話などは自分の収入でまかないたかったです)私にとっては大きなことですが、私の書いた文章が誰かに認められて世の中に出るのは大きな喜びでした。

内職が全然なくなってしまったことは、私にとって収入がなくなることと誰かに認めてもらえること、両方をなくしてしまうことだったのです。だから、本当に寂しい気持ちになっていたのでしょう。ところが、私は最近、そんなことをブログに書いたことすら忘れていました。

実はこの半年あまり賢明に内職に励んでいたのです。最初のうちは喜びに溢れて励んでいましたが、10月や11月は段々と嫌になってきたのを感じずにはいられませんでした。9月くらいから仕事の内容が変わり、1記事の文字数が増えました。その分賃金も増加したのですが、その頃からダメ出しの数が一段と増えていきました。

ついには、「何度も指摘していることです。もっと確認を徹底してください」とまで言われる始末です。私にとっては細かな修正などは日常茶飯事で、それが何のための修正なのかがなかなか伝わってきませんでした。

例えば私は【〇〇や〇〇など】と書くべきところをどうしても【〇〇、〇〇など】と書いてしまいます。〇〇の部分に入るのが名詞だけなら【や】でつなげるのも良いと思うのですが、文章を並列するときはどうしても【、】を使いたくなります。最初からこういうときは【や】を使うものですと言われればその通りにするのですが、ただ修正してあるだけだと心に残らないのです。

ただ、修正する方は何度もしているのに、ちっともわかっていないと思われたのでしょう。先程の「何度も指摘云々」の文言となったのです。そのようなことが重なり、1カ月単位での契約でしたが、何回か月の半ばで嫌になることが続いたのです。

いろいろと悩んだけど結局

私の受け取り方が大げさだと思われるかもしれませんが、顔も声も知らない相手から文字だけの指摘を受ける場合、悪い方に転んでしまい、その指摘がやたらと重くのしかかることがあります。文字だけだと感情的にならないなどのメリットは確かにありますが、その言葉からの逃げ道はなくなるような気がします。

直接顔を合わせているときなら、声の調子や表情から、もしかするとあの人も忙しくて余裕がなかったから、あんな言い方になったのかも、などと考えることができますが、文字だけではそれができません。ただ言葉の重みだけがのしかかってくるのです。

辞めてしまうのは簡単でしたが、結局私は人の指摘を活かせない人間だから、ステップアップができないのかもしれないなどと考えてしまい、辞めるのをためらっているうちにいつの間にか時間が経ってしまったのです。それに、今まで引き受けた中では一番条件が良かったため、これをやり遂げれば自分の自信になるだろうという思いもありました。

つまりは嫌々続けていたのですが、11月分の記事をすべて納品して、12月はどうしようかと考えていたところ、相手方から「これでお仕事は終了です、また何かあったら声をかけます」と言われました。結局は私よりも先に相手方から契約を切られたのです(まあ、本当に仕事がなくなったのかもしれませんが…)。

とりあえず相手から切られるまで、私は仕事を続けたのでこれは全うしたと言っても良いのだと思っています。だから、この仕事は良い終わり方をしたわけです。しかし、何となくモヤモヤするんですよね~。一体私はどうしたかったのでしょう?

しかし、昨年のブログ記事を読み返していなかったら、もっとモヤモヤしていたかもしれません。内職を望んでいたのは他ならぬ私自身です。契約先とモヤモヤしても、それも私が望んだことの結果だと思えば仕方のないことです。そう、割り切って次の内職を探そうかな~、と思っています。

自分のブログ記事って、意外に生活の役に立つようです。過去の自分も今の自分も同じ人間なのに、過去の自分のことって忘れてしまいます。そうして無責任になんでこんな事になったんだろう、などと思うのですが、人間は自分の思った通りになっているようです。それを思い出させてくれるのが、過去の自分が書いたブログ記事なのです。

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