山梨県道志村のキャンプ場で小学1年生の女の子が行方不明になってから、2カ月余りが過ぎました。まったく手がかりはないようで、今朝の情報番組に女の子のお母さんが出演、情報の提供を求めていました。
母親がメディアに登場するのは正しい!
世の中にはこのお母さんが犯人だといっている人もいるそうです。過去には、いなくなった子どもを近所の人と一緒に涙ながらに探していたお母さんが犯人だったことがありました。
本当のことはテレビ画面を通じてしか、情報を得られない私たちにはわかるはずもありません。今回の件も、お母さんが犯人かもしれないけれど、そうではないかもしれないのです。無責任なことをいう人たちは、もし自分のいったことが事実と違っていたら、どう責任を取るのでしょうか。
お母さんが積極的にメディアに登場していることで、さらにネットでは非難をされているようですが、お母さんは自分が叩かれることよりも、何とか情報が欲しいだけのように私には見受けられます。もし女の子がどこかで監禁されている場合には、お母さんが自分を一生懸命捜している姿をメディアを通じて見られるわけです。それは女の子の生きる力になるのではないでしょうか。
2016年に2年近くも監禁されていた女子中学生が、自力で逃げ出して保護されたことがありましたが、そのときに女子中学生の支えになったのは、ネットニュースにあげられていた自分を捜している家族の姿でした。
この家族の姿を見ていたからこそ、彼女は犯人の男の洗脳ともとれる言動(おまえはもう見捨てられている、というようなことをいわれ続けたそうです)に惑わされることなく、いつかは逃げようという気持ちを持ち続けることができたのです。
私は女の子のお母さんが、メディアに登場することは、とても意味のあることだと感じています。無責任な言葉に傷つくこともあり、辛いでしょうが、どうか娘さんのためにも堪えて、頑張って欲しいです。
私は母親を信じたい
どんな形であれ、真実はいつかは表面に出てくるでしょう。私はお母さんのことを信じたいです。まるで敢えて叩かれて、自分で自分を罰しているようなお母さんが犯人だとは思えないです。娘さんに希望を与えるために、メディアに登場することをやめないで欲しいです。
お母さんのことを励ましたいし、力になるようなことをいってあげたいけど、実は何もできないことも自分ではよくわかっているので、歯がゆいです。女の子が無事に帰ってくるまで、どんな言葉も無意味なはずだからです。
先日も大阪で、小学生の女の子が行方不明になってしまいました。昔から、子どもが行方不明になる事件は、決して0にはなりません。防犯カメラも携帯電話も、役に立っていないようです。
これはどうにもならないことなのでしょうか。