黙って出かける次女

家族

次女が出かけるときに、何も言いません。黙ってそ〜っと出て行きます。昨日もそうでした。

見て見ぬふりをしている私

以前はわざわざ玄関に出て、行ってらっしゃいなどと言っていましたが、すごく嫌がられているような気がしたので、止めてしまいました。

その他のことは、別に今までと変わらないし、出かける時間も常識的な範囲です。だから私の気にしすぎなのかもしれません。嫌がっていると感じているのは、私の勝手な思いです。次女に確かめたわけではありません。

でも、普段引きこもっているので、次女のことは気になります。次女が出かけて、帰りが思ったよりも遅いと、家族がみんなとても不安になってしまいます。少しは自分の行動で家族がどんな気持ちになるか、考えて欲しいのですが、それは無理なのでしょう。そもそもそんな余裕があれば、次女の生活はもっと変わっているはずです。

自分も嫌だった

私も若いとき、親から何時に帰るの、どこに行くのだのと聞かれるのがとても嫌でした。だから私は次女に大ざっぱにどこへ行くのかは聞きますが、何をしに行くのか、何時に帰るのかまでは聞きません。

それでも次女が親をうるさいと思うのは当然です。たとえ世間一般の基準からは、まったくうるさくない親であっても、ある程度の年齢になればうるさいと感じるはずです。そして親がうるさいと感じるなら、子どもは独立するときに来ているのでしょう。

でも、独立するなどということは次女にとっては遠い話のように感じられるのでしょう。だから次女の心は余計に深く沈んでしまうのかもしれません。

私があいさつをしたい訳

次女の気持ちは尊重したいのですが(といっても私が次女の気持ちを理解しているかどうかも今の時点では甚だ疑問です)、出かけるときのあいさつにはその他のあいさつよりも深い意味があるように私は感じていて、できればあいさつをして欲しいです。

一歩外に出ると、いろいろなことがあります。急な病気や事故にあうことが絶対にないとは言い切れません。実際に私の父は勤務先から帰る途中で、脳卒中の発作を起こしましたし、長女は通学途中で交通事故にあったことがあります。何回かひざが震えるような経験をしたため、出かけるときのあいさつは私にとって特別なものになったようです。

家族が無事であるように願いを込めるとともに、出かける人の注意を促すという意味が出かけるときの「いってらっしゃい」「いってきます」にはあると思います。それを一方的に省略されると、出かけた人が帰ってくるまでずっと落ち着かないのです。

こんなことを考えているのだから、やはり親はうるさいと思われても仕方がありませんね。でも、ぜひ折をみてこのことは次女にも理解してもらいたいと思っています。

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