昨年の今頃、何してた？

昨年の今頃、どうしていたか思い出せますか？

私は昨年の今頃、ブログを始めたいと考えていました。とにかく自分には書きたいことがたくさんあるし、新しいことに挑戦したかったので、ブログを始めるのはぴったりだと思っていました。

ブログをやりたいと考えていた

いろいろな人のブログを読むのが好きだったので、自分が仲間入りできるかもしれないと思うとワクワクしましたが、心配でもありました。私は無料ブログではなくワードプレスでブログをしてみたかったのです。どうせブログを始めるなら、自分の手で作ったという感覚が欲しかったのです。

無料ブログとワードプレスでは、家具付きの部屋に住むのと何もない部屋に一から家具を揃えて住まいを作るほどの違いが感じられました。

ワードプレスではサーバーを借りるためにお金がかかりますから、無料ブログのように気軽に始めるわけにはいきませんでした。ドメインとサーバーを合わせても、年間1万5千円程度だったと思います。そこまで大金ではありませんが、自分の趣味のためにお金を払うのは久しぶりだったので、少し緊張しました。

それまでブログは読むのが専門だったので、果たして自分でブログの体裁を整えて始めることができるのかという不安もありました。わからないことがあったら教えてあげるよ、と次女が申し出てくれましたが、自分のブログを見られたら、と思うと恥ずかしさが先に立ったので、1人でやろうと決心していたのです。

そうしてやっとの思いでブログを開設して、初めて書いたのが「お盆ですね…」という記事でした。記念すべき最初の記事でしたが、何を書こうか迷いに迷って、そのとき一番身近だったことを書いてしまいました。

今読み返すと、文章はほとんど変わりありませんが、何だか力が入っているような気がします。たった1年前ですが、当時はコロナ禍もなく、今とはずいぶんと違った世界に生きていたなと感じます。

私は日記をつけようとしても、うまくいった試しがなかったので、こうして昨年の自分に出会うというのは貴重な体験です。自分だけが読む日記に比べると、人に読んでもらう目的で書くブログの方が長続きするのかもしれません。

私の娘たちは2人とも無料ブログを始めたものの、いつしか更新の頻度が下がり、しまいにはまったく更新が止まって、終了してしまったと言います。無料のブログは自分がまったく損をしない、いつでも始められるけど、いつでも止められるという点で日記と同じような存在だと私は思います。

私の場合、サーバーやドメインにお金を払うのは、ブログを続けるぞという覚悟になったようです。

今でもわからないことが多くて、調べながらブログを書いています。だから堂々とは言えませんが、自分の書きたいことを書いて、それを誰かに読んでもらえるのは幸せです。それに、自分の書いた文章をまた読み返せるのは貴重な体験です。

私は直筆の文章はどうしても、恥ずかしくなってしまい、処分してしまうことが多いのですが、ブログならそのまま残っているし、ノートに書いてある日記よりも客観的に読み返すことができます。

私はこの記事を読んだ人が、1人でも多くブログを始めると良いと思っています。そうすれば、私の楽しみも増えます。私は今でもこのブログのタイトル通り、ブログ好きな主婦ですから。

よろしくお願いします。