ティースプーンって、使いますよね。我が家にも一応あるのですが、手のひらの上のスプーン、下側が家族がみんな愛用しているものです。上のものは人気がありません。
ティースプーンにも使いやすいものがある
下のスプーンはもう20年くらい前に近所の人が結婚して、その引き出物として夫がガラスのお皿などと一緒にもらってきたものです。上のスプーンと比べると少しだけ長めなのがわかるでしょうか。この手のひらは私のもので、中指の先から手の付け根まで16cmあります。だからこのスプーンは15cmくらいでしょうか。
それに比べると上のスプーンは短いです。カップに入れると沈んでしまいます。だから飲み物をかき混ぜるのも、やりにくいです。それに比べると、下のスプーンは小さなカップに入ったヨーグルトなどを食べるときに、とても使いやすいです。
すくうところの形状が上のスプーンに比べると広く浅めになっているようですが、それが良いのかもしれません。唯一の難点はスプーン全体にいろいろと模様（凹凸）が入っているため、汚れやすいところでしょうか。もらったときには輝く金色でしたが、今は何色と形容するのも難しい状態になっています。
それでも、みんなこのスプーンが良いようで、見当たらないと一生懸命に探しています（夫も！）。
人気のないスプーンは子どものころからの付き合い
ところで人気のない上のスプーンですが、これは私が一人暮らしを始めるとき、実家の母が持たせてくれたものです。子どものときからティースプーンと言えばこれでしたから、多分私と同い年、いやもっと年上かもしれません。
こんなに長い間一緒にいるのに、誰も上のスプーンを使おうとしないです。それで、今回私は気が付きました。そうか、こういうものを断捨離すれば良いのか、と。他にもティースプーンはいくつかありますが、みんなお気に入りのスプーンがないとガチャガチャと探します。他のティースプーンはそのジャマになっていたわけです。
あまりにも長い間持っていたために断捨離すれば良いとは気が付きませんでした。小さなものですが、きっとそれがなくなると、引き出しがスッキリすることでしょう。それにしても、使わないスプーンを何十年も持っていたとは、私もずいぶん物持ちが良いと自分で自分に感心しました。
まだ、家の中にこういうものがあるんだろうな～、と思っていますが、なかなか気がつけません。私には、何か気づきが舞い降りてくる、ということもないのです。他人の目って、こういうことにも必要なのかもしれません。他人から見たら一目瞭然ですよね。「なんでそんなものを後生大事に持っているの？」と言ってくれるに違いありません。
よろしくお願いします。
