相変わらず家の中を片付けています。
先日ふと思いついて、本棚の中を片付けて、要らない本を紐でしばって外に出しました(資源ごみに出すつもりです)。そうしたら、心が軽くなると同時に掃除もしやすくなりました。この調子で続けていけば、私はもっと楽になれるような気がします。
マッチ、使っていますか?
今日は長年気になっていた大量のマッチを断捨離しました。夫の実家はお寺の檀家になっているため、毎年お盆の前にはお寺の当番の人が家を訪ねてきます。その時にいろいろと集金されるのですが、粗品として毎年結構大きな箱に入ったマッチをいただきます。
多分仏壇のある家にはマッチが必需品だろうと考えてのことでしょうが、今はロウソクを灯すときにはライターなどを使い、マッチを使うことはほとんどありません。マッチだと何かの具合でうまく火がつけられなかったりしますが、ライターにはそういうことがないからです。
お墓参りのときも、我が家ではもっぱらライターを使うので(外では火が消えてもすぐにつけなおせるライターの方が便利です)、余計にマッチの出番はないのです。それなのに毎年マッチはいただくので、仏壇の引き出しが1つマッチだけで埋まってしまい、それだけでは足りずに外にまではみ出てしまいました。
実は捨てられる!
使っていないマッチをそのまま捨てるのは危ない気がして、20年以上もしまい続けていましたが、ちゃんと市のホームページで調べてみると、水で湿らせれば可燃ごみとして出せることがわかったので、思い切って捨てることにしました(自治体によって違いがあるかもしれませんので、ご注意ください)。
お寺からいただいたものの他にもっと年代物のマッチもありました(写真のものです)。現在の我が家を建てたときには、すでに仏壇の引き出し(当時は同じ敷地内の祖母の家にありました)に古びたマッチの箱が入っていたので、もう40年以上も昔のマッチだと思います。
使っていないものを捨てるのは本当に申し訳ない気持ちですが、この先もきっと使わないでしょうから、これは仕方のないことだと自分に言い聞かせながら捨てました。ここまで持っていたのですから、もう捨てても良いという妙な自信すら湧いてきました。
やはりごみは捨てた方が良い
しまう場所ならあるんだから、しまっておけ、と言うのが祖母と夫の言い分でしたが、結局何でもかんでもしまっておくと、どこに何があるのか自分でもわからなくなってしまいます。
わからなくなると使わなくなるし、使わないでそのまま置いてあるものはごみと同じだと私は思います。大抵の場合、そういうものは出してみると、劣化していたり、汚れて使う気にならなくなっています。
せっかく建てた家の貴重な収納に、ごみを置いておくのも悔しいです。だから、私は定期的にごみを探して捨てる、つまり断捨離するのは自分の健康を守るためにも必要な作業だと思っています。
本棚を片付けたときから感じていましたが、長年動きがないもの(つまり置きっぱなし、しまいっぱなしのもの)には目には見えなくても大量のホコリが付いています。私は本棚にはほとんど毎日、クイックルハンディという商品名のハタキをかけて清潔にしているつもりでした。それでも本棚を片付けた後はホコリ臭くてかなり閉口しました。
せっかく毎日掃除をしていても、ホコリを量産するものがそのままでは効果は半減してしまうのではないでしょうか。ホコリは家の中にあると、百害あって一利なしだと思います。最近はアレルギー症状を訴える人が多いようです。私も長年花粉症に苦しんでいますが、そんな人は花粉だけでなく、家の中のホコリにも気を配るべきです。やはりごみは捨てた方が良いのです。
断捨離を諦めない
今日はマッチの他に、不要になった収納用具(カセットテープを収納するためのボックス)や数年前の年賀状、亡くなった母が持っていた袋物(未使用)なども処分しました。最初はダメだ、思い出があって捨てられないと思っても、少し時間が経つと自分でも驚くほどスムーズに処分することができました。
きっと自分でも気が済むときというのがあるのだと思います。私の場合、母が持っていた袋物は手作りでした。だからつい、思い出にという気持ちになりましたが、布の袋はそんなに使いみちがありません。
母が亡くなって今年で6年、その間1度も出番がなかったのですから、もう処分しても良いと思えました。まあ、まだごみの収集日ではないので、正確には処分できていませんが…。
こうして諦めずに断捨離に取り組んで、できれば終活のようなことはしなくても済めば良いな~、などと思っています。断舎離なんてできない、とお考えの方も、少し間をあけて取り組むと、思いの外スムーズに進むかもしれませんよ。お互いに諦めずに続けて、身軽な生活を手に入れたいですね。
よろしくお願いします。