いつもは朝の家事が終わってからダラダラと過ごすことが多いのですが、今日は座らずにすぐに出かけました。そろそろドライアイの点眼薬が残り少なくなってきたので、眼科に行ったのです。ドライアイと診断されて、点眼薬を使うようになってからもう7年になります。
毎月通院は大変だった
最初に通った眼科では点眼薬を3種類処方されました。これを1日4回点眼しなくてはならなかったし、1回点眼したら、5分程度時間をあけるように言われていました。月に1回は通院しなくてはならず、検査で瞳孔を開くため、時間も指定されるし、その後数時間はよく見えなくて不便でした。
6年間それを我慢したのですが、とうとうたまりかねて「もう少し、通院の間隔をあけたいから、点眼薬を多めに処方してもらえませんか」と要求してみたところ、速攻で却下されました。これをきっかけに医師との関係も微妙な感じになり(もともとぶっきらぼうで偏屈な感じの男性医師でした)、自分で探して今の眼科医院にお世話になることにしたのです。
この1年は2ヶ月に1度通院して、検眼その他をしてもらいドライアイ用の点眼薬を処方してもらっていますが、いつも「変わりありませんから、このままお薬を続けましょう」と言われて診察を終えます。
さらに通院が減ることに
今日は久しぶりに勇気を出して「2ヶ月に1度くらいは診察していただいた方が良いでしょうか?」と医師に聞いてみました。すると医師はあっけなくこう言ったのです。
そうですね。症状は安定していますから、4ヶ月に1度の診察でも良いですよ。
実は毎回「変わりありません」と言われてはいるものの、私の感覚ではそんなに目の調子が良いと言うわけではありません。
乾燥感をしっかり感じる日もあるし、手元は見ずらいし(老眼が進行している…)、今日の検眼だって、ランドルト環(あのcみたいなやつ)が小さくなると、どっちが切れているかすごく分かりにくくて、何度も検査技師さんがレンズを取り替えてくれました。
朝は大丈夫でも夜になると、なんとなく充血もしています。以前の私なら、不調を医師に訴えて、自分から検査をしてもらっていると思います。
しかし、ちゃんと医師に見せているからには、これで良いのだと思うことにしたのです。多分、私の感じている程度の目の不調は、現代の中高年なら多かれ少なかれ、誰でも感じることなのではないかと思います。
少しの不調は加齢のせいだと思って諦める!
不調を不調のままで放置しないのも大切なことかもしれませんが、ドライアイは今のところ1度症状が出ると完治することはないそうです。それならば目を労りながら、通院の手間を省いていくのも自分のためには大切なことなのではないでしょうか。
肌だって髪の毛だって、年を取れば変化していきます。身体の中も同じはずです。少しの不調をなんとかしたいと躍起になって、通院ばかりが増えるのでは時間も費用もかかって、生活を圧迫するかもしれません。自分のための通院が自分を圧迫するのでは、本末転倒のように思われます。
まあ、少しの不調が大きな病の前触れのこともあるでしょう。見極めが難しいと感じていますが、それでも自分のことです。真剣に見極めてうまく不調の数々と付き合っていけたら良いと思います。