ちょっと嬉しかった父の日

家族

昨日、6月20日は父の日でした。この日に間に合うように、長女がおつまみセットのプレゼントを用意してくれて、夫は嬉しそうでした。見た目ではわかりませんが、きっと本当はとても嬉しかったのでしょう。

いろいろ不安だけど、幸せも感じる

大げさではなくても、ちょっとしたプレゼントを贈れる親子関係は、そんなに悪いものではないと感じました。こんな家族を作れた自分のことをそんなに悪くない、間違いではないと思えるのは、良い気分です。幸せです。

いろいろな問題を抱えていても、差し引きがマイナスではないのですから、納得して生きていくことができます。私や夫は将来のことを考えると、つい暗くなってしまいます。弟の将来のこと、娘たちの将来のこと、すぐそこに迫っている夫の退職とその後の生活など、暗くなる材料には事欠きません。

あまりにも材料が豊富すぎて、私や夫の健康問題など気にする暇がありません(それだけ健康なのだと思って、感謝しています)。

親へのプレゼントは重荷だった

私が今の長女の年齢のときは、すでに結婚していて、父の日や母の日にプレゼントを用意するのが面倒くさいと思っていました。

当時は楽天もAmazonもなくて(あったのかもしれませんが、私は知りませんでした)、プレゼントは自分で一から探して買ってこなくてはなりませんでした。宅配便などを使おうものなら、送料がもったいないと言われる時代だったのです。

用意するのも面倒でしたが、何を贈るかを考えるのも大変でした。着るものを贈れば好みが違うと言われ、食べ物を贈るとこれは健康に悪いから、次からは要らないと言われました。しかし私は、何も贈らないのはあまりにもそっけないのではないかと思っていました。

父や母が、何もプレゼントをもらえないと寂しい思いをするのではないかと考えたのです。自分なりに一生懸命に考えてプレゼントをしましたが、それが何かの役に立っているのを見たことはなかったため、面倒くさい上に寂しい思いをする結果になってしまったのです。

親へのプレゼントは私にとっては重荷になってしまいました。

長女のおかげで固い気持ちがほぐれた

しかし、長女を見ていると本当に気楽にプレゼントをしているようなので、それを見ている私の気持ちも明るくのびのびとしています。長女は誰にも遠慮していない、自分の気持ちのままに親へのプレゼントを選んでいるんだ、と思えるからです。

自分が抱えていた親への気持ちを、長女が解きほぐしてくれたような気がして、父の日ですが私も嬉しくなりました。

ちなみに次女は絶対にプレゼントをしようとしません。自分で買ったものは、お菓子でも何でも独り占めして食べています。親の金で食べているから、その金でプレゼントを買うなんておかしいというのが次女の理屈のようです。

私は「プレゼントをもらって悪い気がする人はいないよ。みんな嬉しいよ」と言ったのですが、次女の気持ちは変わらないようです。このように、私の家族にはいろいろありますが、嬉しいことが1つあると、差し引きは大きくプラスに傾くから良いのです。

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