キャベツ8玉、どうする?

生活

このブログにも何度か書いていますが、近所に住んでいる親戚からたくさんの野菜を1度にいただくことがよくあります。多少なら私もありがたいと思えるのですが、とにかく我が家にとっては大量の野菜です。最近ではすっかり重荷になってしまいました。

最近よくいただくのは、キャベツです。ダンボール箱に1箱、8玉入りです。それを1カ月の間に何度もいただくと、正直言ってキャベツを見るのも嫌になります。スーパーでキャベツを買っている人を見ると、止めたくなります。お金を出してキャベツを買うなら、我が家のキャベツを使って欲しいと思ってしまいます(さすがに口にしませんが)。

勇気を出して言ってみたけど

今日もその親戚がキャベツを持って我が家を訪れました。まだ前にいただいたキャベツが箱の中に残っています。しかもそれは食べ切れずに傷んでいて、もうゴミとして捨てるしかありませんでした。私はさすがに親戚に言いました。

こんなにいただいても、食べきれないんです。悪いけど~

続けて、今日は持って帰ってください、と言おうとしましたが、駄目でした。親戚は私にこう言ったのです。

食べられるだけ食べて、後は捨てれば良いんだよ。

親戚は私がもう捨てようと思っていたキャベツを軽トラの荷台に積んで、そそくさと帰っていきました。そうまでされては、仕方がありません。今度はどうやってキャベツを食べようかと考えると、一緒にため息が出てきました。

なぜこんなに負担になるのか

親戚はキャベツを作っているわけではなく、その息子が青果市場で働いていて規格外や売れ残った野菜を持って帰ってくるそうです。放っておくと廃棄処分になる野菜を救済しているわけです。

自宅でも無人販売をしており、他よりも安い値段で野菜を売っています。我が家は親戚なので、好意で野菜を持ってきてくれるのでしょう。

しかし、私はどうしても食べ物を捨てるのに馴染めません。我が家でゴミを捨てるのは私の役目ですから、腐ったりしなびたりした野菜を袋に入れて、重たい思いをしてゴミ捨て場まで運ぶのです。

心が痛まないはずはありません。いつもダンボール入りの野菜をいただくので、ダンボールをたたんで資源ゴミに出す手間もかかります。どうして私がわざわざ手間と暇をかけて、余計な仕事を心を痛めながらやらなくてはならないのか、と考えてしまいます。そして、人の心を痛めてまで、伝えたい好意ってなんだろうとも考えるのです。

本当に人にものを差し上げるのは難しいです。どんなに良いものでも度を超えた量では、必ず相手の負担になります。

こんなにたくさんくれる理由

夫は早く両親を亡くして、祖母と兄弟だけで生活してきました。それを影からそっと支え続けたのが、近所に住む親戚たちでした。親戚たちは、今でも夫(57歳!)のことが心配なのだろうと私は考えています。

だから野菜を持ってくるというのが親戚のコミュニケーションのとり方なのでしょう。と、ここまで考えても私はまだ納得できません。コミュニケーションなら他の方法でとって欲しい、様子をみたいなら手ぶらで「元気?」と訪ねてきて欲しいと思います。

対策は多分できない…

もちろん最初の頃は、私もどんどんおすそ分けをして、少しでも捨てる量を減らそうとしました。しかし、私が住んでいる場所は農家が多く、そうでない場合も自分の家で食べるくらいの野菜は作っている人が多いです。だから誰にでもおすそ分けができるわけではありません。

それに下手におすそ分けをすると、親戚がそれに対してこんなことを言うので、キリがありません。

里芋はよく使うんだね。それじゃあ、もっと持ってくるよ。

冷凍しても使い切る前に、また同じものをいただくので、それも諦めました。つまり打つ手がないので、私は今までどおり、笑顔で「ありがとうございます」と言って、野菜を受け取り、食べきれずにそれをゴミにしても、気にしなければ良いのです。と言うか、それしかできることはないのです。

それなら記事に書くなと思われるかもしれませんが、どうしても納得できず、一体こんなことがいつまで続くんだ、と考えてしまう自分を持て余して、せめて記事にしたという訳です…

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よろしくお願いします。

コメント

  1. はと より:

    こんにちは

    確かにそんなに大量のキャベツをもらっても家族4人(でしたよね)では食べきれないですよね
    負担になるお気持ちがよくわかります。

    お近くなら頂きに伺いたいところですが、そういうわけにもいかず(笑
    捨てるのももったいないし、売れ残って廃棄処分になる前に格安で売ってしまうのが一番だと思うのですが
    そういう事はできないのでしょうかね…
    しばらく悩みは続きそうですね。

    • yumikoneko より:

      はとさん、コメントありがとうございます。とても近所に住んでいるし、その人も無人販売で野菜を販売しているので、私が販売はできないんですよ〜。

      もう何年もこの状態ですが、人にはなかなか分かってもらえません。もらっておけば良いじゃない、と言う感じです。

      小さい悩みですけどね。本当に差し上げたいです。キャベツ…

      それでは、また。

      • moca より:

        はじめまして、こんにちは!
        (みどり子さんのブログが好きで、そのご縁で読んでいた者です。国立駅にも縁があります)

        なまものですから時間の制約はありますが、ジモティーとかで欲しいかたを募集してみてはいかがでしょう?或いはお近くに子ども食堂等があれば寄付できないでしょうか?

        その親戚の方がすれば手っ取り早いのですが(もらったyumikonekoさんが手間かけて引き取り先を探すのは本来おかしな話ではありますが)、親戚の方はそういうのを面倒に思うタイプかと推察します。

        食べ物ですからなんとか無駄にならないといいですね!

        • yumikoneko より:

          mocaさん、コメントありがとうございます!もし食べ物がOKなら、ジモティーは良い考えですね。

          みどり子さんのブログが好きな方に、読んでいただけて嬉しいです。再開しないのが、気になりますよね…

          つたないブログですが、また、よろしくお願いします。

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