以前から換気扇に不織布でできたフィルター(?)をつけるのが好きではありませんでした。キッチンの換気扇はそれほどでもありませんが、トイレや風呂場の換気扇にフィルターをつけると、ホコリが嫌でも目に留まります(写真を参照してください)。
見た目も嫌だし、コストもかかる
よほど汚くなれば交換すれば良いですが、交換するほどではないけど、汚いのがわかるときがどうしてもあるわけで、私はそれを見るのが嫌でした。換気扇のフィルターだってタダでは手に入りませんから、節約も兼ねて潔くその類のものは使わない、というポリシーでやってきたのです。
それなのに、現在はキッチン、トイレ2箇所、風呂場の計4箇所の換気扇にはすべてフィルターを使い、定期的な交換も怠らないようになりました。やはり多くの人使われているものには理由があることがわかったからです。
汚れを防止してくれる
まず最初の理由は汚れが防止できるということです。キッチンの換気扇はフィルターが油煙で変色する前に取り替えていれば、内部の掃除はかなり楽になります。
トイレや風呂場の換気扇を通して、風の強い季節は土埃が入り込むことがありますが、これも不織布のフィルターがついていることでかなり軽減されると思います。
我が家のトイレの換気扇は年代物なので隙間が大きく、外から土埃が入りやすいため(春先などは、トイレの中が土だらけになってショックを受けることがよくあります)、フィルターを使うのが安心だと思っています。
虫や小動物も防いでくれる
ネットの記事ではゴキブリなどが出やすい家は隙間が開いているそうです。換気扇というのは、その代表格なのだとどの記事でも声を大にして言っています。私は自分でゴキブリが入ってくるのを目撃したことがなかったので、あまり本気にしていませんでしたが、長女の一言で考えが変わりました。
夜中にトイレに行くとゴキブリを見る確立が高いよ。しかも換気扇の側にいるから、絶対に外から入ってきてるんだよ。去年だって私、3回位見つけて退治したんだからね。
それで今年、1度ゴキブリを見たのをきっかけに、キッチン以外の換気扇にフィルターをつけたのです。フィルターをつけたと同時に、ゴキブリだけでなくいろいろなものが入ってこなくなりました。例年は虫だけでなく、ヤモリやコウモリなども入ってきていましたが、今年はそれがありません。
人一倍、何かあるとネットで調べるくせに、なぜか換気扇にフィルターをつけるという基本的なことはおざなりにしていました(まあ、それだけ嫌だったのです)。しかし、みんなが効果があると言っていることは、1度は素直に聞いてみるべきだと実感しました。
気になるところはあるけれど
写真は我が家の風呂場の換気扇ですが、これは取り付けて5日めのフィルターです。もう汚れが目立っています。絵や文字が浮かび上がってくると、取り替えどきですが、クマやハートが浮き上がっているのがわかります。これを見ながら風呂に入るのがちょっと嫌なんですよ。
まあ、どんなことでも、なかなかすべて良しとはならないのでしょう。仕方がありません…これからも真面目にフィルターを使っていこうと思っています。