今日は燃えるゴミの日でした。いよいよ食べきれなくて、困っていたものを処分しました。今も少し後悔の念が残っています。
食べきれなかったものとは
それは乾麺(そば)と糸こんにゃくです。乾麺は夫の親戚からいただいたものです。段ボール箱にたっぷり入っているので、かなり食べごたえがあります。我が家はみんなそばが嫌いではありませんが、うどんの方が喜ばれます。
夫にそばを食べようかと言うと必ず返ってくるのが、「うどんはないの?」という言葉です。挙句の果てに「みんなはそばを食べればいいよ。おれはうどんを食べるから」などと言います。なぜ同じ食卓につくのに、自分だけ違うものを食べると言うのか、私は理解に苦しみます。
娘たちには、夫はしつこくこう言います。「食べず嫌いは良くないぞ。食べてみれば、何だって美味しいんだ」
そして家族はみんなで同じものを食べるのだと主張するのです。それなのに、そばは平気で食べないと言うので呆れます。
それでそばはいつまでも減らず、気がついたら2020年7月の消費期限が切れていました。消費期限が切れても頑張って、少しずつ食べていましたが、年も代わりました。まだ残っていましたが、キリがないので捨てることにしました。
糸こんにゃくも夫の親戚からいただきました。これも段ボール箱にたっぷり入っていました。最初のうちは快調に食べていたのですが、そのうち飽きて食べる頻度が落ちてしまいました。そして気がついたら消費期限から1週間も過ぎていたのです。
乾麺と違い、こんにゃくは一週間も過ぎると、臭いが変わってきてとても食べる気になれません。これも捨てるしかありません。
食べきれないと、腹が立つのはなぜ?
消費期限を大幅に過ぎて、食べると健康に被害が出そうなので、捨てざるを得ないのですが、私は基本的に食べるものを捨てない生活をしていたので、どうしても心が痛んでしまいます。そしてその後、アチコチに腹が立ってきます。
そばもこんにゃくも何年も続けていただいていますから、間無駄にしないために、いろいろと手立てを考えてきました。おすそ分けとして人に配る、寄付する、などはしてきましたが、とにかく量が多いので配る先を考えるのも大変でした。
寄付するのも荷造りをして、コンビニに持ち込んで、送料をかけなくてはなりません。食べ物を無駄にしないために、私1人があれこれ心を悩ませなくてはならないし、食べ物を食べきれないという後ろめたさもあって腹が立ってくるのです。
食品ロスをなくせば、いろいろ解決しそうだ
今、世界中で食品ロスが問題となっていますが、自分もその一端を担っていると思うと本当に嫌な気分になります。
そして世間では名もなき家事も問題になっていますが、食品ロスをなくすために費やす時間は名もなき家事に違いありません。食品ロスをなくせば、名もなき家事も減って、心も痛まず一石三鳥ではないでしょうか。
そのためには、食べ物を人に贈るときには、なるべく少なめを心がけると良いですね。万が一贈ったものが相手の好みに合わなくても、少なめなら問題も小さいでしょう。
またフードバンクがもっと一般的になって、買い物に行くついでに寄れるようになると利用しやすいのではないでしょうか。家庭でも、家族みんながいただいたものを無駄にしないために、知恵を出し合って欲しいです。自宅の近所には配る相手がいなくても、職場の近くならいる場合もあるでしょう。
もう、こんな思いをしないように、私は少しでも食品ロスをなくすよう心がけていきたいです。今日の後悔を無駄にしないようにします。
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