背中がかける幸せ

健康

私は現在55歳ですが、昨年の始めから肩を痛めてしまいました。きっと五十肩だろうと思って、放っておいたらどんどん症状が悪くなって、一時は腕が上にも後ろにも行かなくなり、とても不便な生活になってしまいました。この頃に記事をいくつか書いています。

肩が動かないと不便!

腕が上に行かないと、洗濯物を干すとき、拭き掃除をするときにとても不便だし、後ろに行かないと、車に乗ったときに後部座席のものが取れません。着替えをするのにも、気を使わないと痛みが走るので、毎日が緊張の連続でした。

一度は病院にも行きました。最初に異常が出たとき、肩の関節からバリッと音がしたのです。そのため、もしも五十肩ではなかったら、不用意に肩を動かしてはいけないのかな、と思い、確かめるために診察を受けました。

レントゲンまで何枚も撮ってもらいましたが、結果は骨にも関節にも異常はないとのことでした。だから、私の肩はめでたく五十肩ということになりました。骨にも関節にも異常がないのに、こんなに痛くなるとは、五十肩とは恐ろしいと思いました。

痛みがなくなった後

病院で処方された薬を飲み、湿布を貼っているうちに痛みは治まり、腕を動かさなければ、自分が五十肩だということを忘れるまでになりました。でも、腕をちょっといつもよりも上げたり、後ろに伸ばすと痛みが走ります。だから結局、家事や運転には不便なままでした。

病院で肩を温めたり、ヒアルロン酸の注射をすると治りが良いと聞きましたが、そのために週に何回も通院する気にはなれず、昨年の10月に病院に行ったきりになっています。

でもあれから8カ月が経とうとしていますが、今私の腕はほぼ前と同じくらいに上がるようになっています。後ろに腕を持っていけるようにもなりました。私の場合は運動でも薬でもなく、普段の生活を変えなかったことが良かったようです。

意固地になったのが良かった?

肩が痛いとき、私は一瞬、踏み台に乗って拭き掃除をしようかな、と考えました。そうすれば腕を伸ばさずに済むので、少しは肩が楽になります。洗濯物も今よりも低いところに干せば、肩は楽です。毎日痛いとわかっていることをするのは、気が重いから、工夫をして痛みを減らすのも、楽しく生活するためには必要かもしれないと考えました。

でも、私は意固地になって前の通りにし続けました。結果的にはそれがリハビリのような効果をもたらしました。あえてする運動は続かなくても、私の場合家事なら毎日しますから、リハビリとしてはうってつけだったようです。

本当にある日突然、無意識にキッチンの壁を拭いていることに気が付きました。それまでは上の方を拭くのが辛かったのに、何も考えずに壁を拭いている自分にはびっくりしました。それからは拭き掃除が辛くなくなり、さらには背中に手が回るようになったのです。今では背中が痒くてもほとんど不便なく自分の手でかくことができます。

お風呂でも自分の手で背中を洗っています。手のひらに石けんをつけて背中を洗うと、滑りが良いので、肩の関節を動かすことに役立ちます。動かすと違和感がありますが、左右両方とも同じように肩が動かせるようになりました。

自分の体が思い通りに動くのは当然?

自分の体が自分の思い通りになるのは、昔は当然のことでしたが、それがそうではなくなることもあると思い知ったので、今、昔のように腕が上がる、肩が動くというのがとても幸せです。もう、不意の痛みに怯えることもありません。

リハビリは痛いから嫌だと私の父が言っていたことがありましたが(父は脳卒中で倒れ、半身麻痺となっていました)、自分の体が思い通りに動く嬉しさが想像できれば、きっとリハビリをするときの気持ちが違ったはずです。今の私なら、父にかける言葉がいろいろと見つかりそうなのに、父はもうこの世にはいません。

なんとも残念ですが、背中が自分でかけるだけで感じる幸せって、本当にあるのです。

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