ブログ村でこんなブログを見つけました。主婦子さんが運営している「主婦の憂うつ~あなたの夫は無関心ではないですか~」です。
気になったのは「生きるのが面白くない」という長男さんについての記事です。
我が家の次女も
我が家の次女も24歳になった今も、よくそんなことを言っています。でも、引きこもりながらたまに心療内科に通う生活をしていますが、彼女は元気に生きています。
子どもを育てる上で生きるのが面白くないとか、何のために生きるのかと言われるとドキッとしますね。一言でこうだ、と言える問題ではないからです。自分自身生きるのが面白くないとは思いませんが、何のために生きるのかと考えるとよくわかりません。
強いて言えば、せっかく今生きている健康な体を無駄にしたくないというところでしょうか。でも、それを正直に言うと、なんで子どもを生んだのかと問われます。なんのために生きるのかもわからずに、どうして子どもを生んだのかと言うのです。
私は子どもを生んだのはとても良かったと思っています。でも、それを子ども本人にわかるように伝えるのは、本当に難しいです。内容が内容だけに、上っ面だけではない言葉を使って伝えなくてはならないと考えるからです。
私も母歴が27年ですが、気の利いたことがまったく言えません。最終的には子どもを実際に生んでみればよくわかるよ、と言いたいですが、それではあまりに乱暴でしょう。
誰もが通る道なのかも
主婦子さんのブログを読んでいて、子どもの人生に対する言葉は、我が家だけの問題ではなく、子どもの成長過程では必ず通る道のようなものなのかもしれないと思いました。そこを通らないと先に進めないなら、仕方がありません。覚悟して通るしかないのです。
自分が生んだ子どもですが、つい毎日顔を合わせていると、鈍感になるのかもしれません。もう大きくなったから大丈夫、自分でなんでもできると親は思いたいのかもしれません。
でも、人間はそんなに急には成長できませんから、途中で迷って立ち止まり、このような根源的な質問を親にぶつけるのではないでしょうか。この質問、どんな人も一度は心に浮かぶでしょうが、友だちにはできないように思います(恥ずかしいでしょう)。
目標が見つかると生きる意味も見つかる
ちなみに我が家の長女は漫画を描くという目標を見出した後は、そんな質問はしませんでした。でも目標が見つからなかったら、自分は生きる意味を見いだせなかったかもしれないとは言っていました。
長女が漫画家としてこれからやっていけるかどうかは、私にはわかりませんが、彼女は漫画を描くことを決して諦めません。このコロナ禍の中で、週刊誌が隔週の発売となっても、長女はコツコツと描き続けています。目標を持っているというのは強いと感じさせられます。
主婦子さんの長男さんも、我が家の次女も無事に進むべき方向に進んでいって欲しいです。心配したり、ハラハラしたりしますが、世の中の子どもを育てる人がみな、それを見守っていけると良いですね。
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