生き延びられるかどうかは運次第?

近くに欲しい頼りになる病院 健康

先日、私が健診を先延ばししていることを書きました。

私が健診に行こうかどうしようかと迷っているうちに、弟が大変なことになっていたようです。今日、弟がラインで、脳動脈瘤が3つも見つかったと知らせてきました。

妻の勧めに従ったら

最近弟には、胸の痛みなど、いろいろと不調があり、検査をしたら、肋間神経痛だと診断されました。しかし、症状が改善しないため、弟の妻がもう1度検査を受けるように強く勧めたそうです(妻は医療従事者です)。

その結果、弟の抱える不調の多くは精神的なものとわかりましたが、私たちの父が脳出血で倒れているため、念の為にとMRTを受けたところ脳動脈瘤が見つかりました。弟は結局会社で受ける健診だけでは、異常を発見できない、と言っていましたが、私は病を持っていてもそれを発見して、生き延びるかどうかは運命なのかもしれないと感じました。

今回も弟が用心深い性格で、何かあるとすぐに医者に行っていたことも良かったとは思いますが(近所に評判の良い総合病院があるそうで、羨ましい限りです)、やはり結婚間もない妻が、もっとよく調べるように弟に助言してくれたことが大きく影響していると思います。

しかも、その妻が医療従事者ですから、弟も助言を重く受け止めたと思うし、いろいろと心強かったはずです(結果を聞きに行くときは、妻も一緒に病院に付き添ってくれたそうです)。

病が見つかったのも弟の運命

弟の妻は、私のところにも、弟の様子を知らせてくれました。レポートのようにまとめてくれたので、知りたいことが一目でわかるようになっており、的確に弟の状態を私に知らせてくれようとしたのだと感じられました。

弟は50歳を過ぎてから結婚しました。一時期は実家で一人暮らしをしている弟を私も本気で心配していたのです。それこそ、頭の中には孤独死という言葉が浮かんでいたこともありました。

それを思い出すにつけても、あのまま一人暮らしをしていたら、今回の病気は発見できなかったかもしれないと思いました。そして弟は父よりも早く亡くなってしまったかもしれません。

50歳を過ぎて良い妻に巡り合ったもの運命で、病が早期発見できたのも運命です。まだ生きられるのが弟の運命だとしたら、彼にやるべきことが残っているからという気もするのです。

弟には妻のために生きて欲しい

弟の妻になった人は、かつて結婚しており、夫だった人と死別しています。当時の夫は病となり、彼女はそれを看病しているうちに医療従事者への道を進むことになりました。弟のやるべきこととは、彼女に2度同じ思いをさせずに、人生の後半戦を少しでも明るく暖かなものにすることではないでしょうか。

弟はどうやら今は自分の病のことで頭がいっぱいになっているようです。もっと体にいろいろな部分をちゃんと調べて、病にならないようにしたいと思っているようです。しかし、人間は病にならないために生きているのではありません。病はなるべく遠ざけたいのが誰でも共通の思いでしょうが、それだけに固執すると大切な何かを見失ってしまうような気がします。

私は弟には目の前の妻のためにも、自分の体を大切にするのだ、ということを忘れないでいて欲しいです。とりあえず、私も健診くらいはなんとしてでも受けなくては、と強く思いました。側にいた次女にも、「これはなにかのサインかもしれないよ。やっぱり健診は受けた方が良いよ」と強く言われたのでした。

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