埼玉のゴルフ場に勤務している夫が、箱根のゴルフ場に応援に行ってから今日で4日目です。当初、夫は休みの日には自宅に帰って来ようかな、などと言っていました。
慣れない場所にずっといるのは疲れるし、1度でも家に帰って来れれば、その分、夫が自分で洗濯をしないでも済みます。しかし、それは職場から駄目だと言われてしまいました。
従業員寮に軟禁？
県をまたぐ移動になるので、この時期は控えて欲しいということでした。考えてみれば、出発前にPCR検査までしたのですから、それを無駄にするようなことは辞めて欲しいと言われて当然です。家に帰るついでにどんなところに立ち寄るかは誰にもわからないし、帰ったときの開放感でどこに出かけるかもわかりません。
また、応援の期間が終わってからもPCR検査を行い、陰性だとわからなければ自宅に帰れないということです。
夫は事実上、応援期間の2週間は、箱根のゴルフ場の従業員寮から出てはいけないことになってしまいました。これと言った趣味のない夫は休みの日には自宅の草刈りをして、後はスマホを見ているのですが、寮でWi-Fiが使えるのは食堂の中だけだということです。
多分、寮の中でも集団で酒を飲んではいけないでしょうから、夫は誰かと話すこともままならないでしょう。休みの日は夫はどうやって時間を過ごすのか、何だか私まで不安になります。
観光地では人が増加…
夫たちがこんなに締め付けられている一方で、感染爆発と言われながらも観光地には人が増えているそうです。働いているときは職場がタガの役目を果たして、人々を締め付けますが、プライベートではそれがありません。
人々の自由に任せられるので、こんなことになるのでしょう。それはわからないでもないですが、何だかおかしい、と感じるのは私だけでしょうか。コロナの感染爆発は非常事態ですから、どこかに締め付けが生じるのは当然のことだと思いますが、日本の締め付け方はどこか間が抜けています。
口だけ締めて底が抜けているというか、頭だけを隠してお尻は丸出しと言うか、とにかく日本政府をあまり信用できなくなったことだけは確かです。
夫は原則自家用車での移動しかしませんし、人混みへも行きません。もし自分がコロナに感染しても、他人が伝染するリスクは小さいと思うのに…
とりあえず2週間ですから、夫には頑張ってもらうしかありません。たまには洗濯をするのも良いでしょう。夫が洗濯をするのは少なくとも12年ぶりになります（確実に今の洗濯機を夫は触ったことがありません）。私が普段から言っている、
たまには自分で洗濯した方が良いよ！ずっと人任せだと、そのうち困ることになるよ。
という言葉が、はからずも本当になりました。まあ、今までやってしまっていた私もいけないんですけどね。
