これからを快適に生きるために・集金に来ると思うだけで落ち着かない、そんな自分を改善したい

集金袋 生活

新しい年度が始まって、私が住んでいる地域でも班長が変わりました。これまでの2年間班長をしていたのが終わりました。今回は新しい班長さんが自治会費を集金に来ます。自治会費は年5,100円で、神社の御札の代金、お正月のしめ飾りなども含まれています。

結構な金額ですから、一度に集金してすぐに組長(班長の上の役職)に届けてしまいたいと新しい班長さんも思っていることでしょう。私も昨年と一昨年はそのように思っていました。一件5,100円でも班全員分集めれば、金額は大きくなり、自分で持っていると気が引けてきます。

集金される側も大変

しかし、集金される側になるとまた別の思いも出てきます。集金に訪れる人がいると思うと落ち着かないのです。もう、来るかもしれないと思うと、トイレに行くのもはばかられます。私は同じ理由で宅配便が時間指定で来るのを待っているのも嫌です。

先日新しい班長さんと会ったときに、「それでは、今度は自治会費の集金に来ますからよろしく」といわれ、思わず「何時ごろになりますか?」と聞いてしまいました。すると向こうは私に何か用事でもあると思ったようで、「都合が悪い日があれば言ってください。私が合わせます」と言われてしまいました。

私に特別な都合があるわけはなく、「いや、いつでも大丈夫です」と答えましたが、やはり落ち着かない気持ちは変わりません。集金が終わるまでは買い物にも行けないと思ってしまいます。新しい班長さんは別に近所なんだから、いなければまた来る、と思っているのかもしれませんが…

一生懸命にやってきたけど

こんな性質で30年間、よく自治会に参加してやってきたな、と最近ではちょっと自分を褒めてあげようと思っています。私が住んでいるのは夫が生まれた土地で、東京のベッドタウンではあるのですが、まだまだ昔ながらの閉鎖的な雰囲気があります。

一生懸命に市民権を得ようと頑張ってきましたし、周りの人もそれを見守っていてくれたと思います。しかし、最近のコロナのせいで行事などがほとんどなくなり、私も気が抜けてしまいました。すると本来の面倒くさがりで人付き合いが苦手な自分がまた顔を出すようになったようです。30年経って疲れたというのもあるでしょう。

主婦の仕事と同じで自治体での人付き合いも明確な終わりがあるわけではありません。あまり突き詰めて考えていると、これから私にはまだ先がありますから(多分)、疲れてしまうかもしれません。そうならないために、ちょっと力を抜こうかと思います。

落ち葉や雑草を気にし過ぎないとか(田舎はいろいろ言う人がいますが)、いろいろ力を抜くことはありそうです。まずは集金のことくらいで落ち着かない、などと言わないようにしたいと思います。

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