いつも楽しみに読んでいるしまりすさんのブログ「今度こそ汚部屋脱出」。
お家がキレイになるのを見ていると、なぜか私がスッキリするから不思議です。片付けや断捨離のブログには、読む人の気持ちを浄化してくれる効果があると思います。
キレイに保つことが難しいものってある
そのしまりすさんのブログに、度々お風呂場が登場するのですが、洗い場にすのこが置いてあります。洗い場には、すのこを入れる場所(床の一部が凹んでいて、すのこを入れるようになっています)があるので、すのこは必須なのかもしれませんが、木製のすのこにカビを生やさずに使うのは至難の業ではないかと私は思います。
私はすのこは使ったことがありませんでしたが、子どもたちが小さかった頃は床の当たりを柔らかくするために、専用のマットを敷いていました。実家(タイルの床だったので固くて冷たかったのでしょう)でも使っていたし、お風呂場にはマットを敷くものだと思っていたのです。
ところがこのマット、すのこほどではないにしても、すぐに裏側にカビが生えて真っ黒になってしまいます。自分たちが触れる側はキレイなままなので、気にしなければ使えるのですが、掃除のときに嫌でも真っ黒な側が目に入り、気分が悪かったです。
キレイに保てない自分を責めてしまう
マットはそんなに高いものではありませんでしたが、買う度に今度こそはキレイに使おうと思っているのに、真っ黒にしてしまうと、本当に自分は駄目なのだと烙印を押されたような気になりました。
それに1度黒くなってしまうと、カビ取り剤を使っても黒い色は落ちませんでした。つまり黒くしてしまうともう駄目なのです。毎日外に運んで干せば良いのか、などといろいろ考えましたが、どうもうまくいきませんでした。
そのうち、子どもたちが成長すると、勢いよく風呂場に入ることもあり、何か敷いてあるとかえって危ない、と思うことが増えました。その頃夫がこんなことを言いだしたのです。
そろそろ子どもたちも、1人でお風呂に入るようになるよね。そうしたら、お風呂の椅子に座れば良いんだから、マットは要らなくない?あるとかえって邪魔だし、危ないよ。
我が家ではマットを捨てて、それ以来使っていません。しまりすさんのブログを見るまでは、かつては風呂場にマットを敷いていたことすら忘れていました。マットの手入れを考えなくて良いだけで、掃除の手間が省ける以上に気持ちが楽になります。
しまりすさんは悪くない
それだけ何かにカビが生えるとか、黒くなるということは掃除を担当する人の気持ちの負担になっていると思います。しまりすさんは取り替えたばかりのすのこが黒くなったと嘆いていましたが、私にしてみれば、しまりすさんはちっとも悪くありません。悪いとしたらすのこが悪いのです。
私が幼い頃の実家のお風呂ではヒノキの浴槽とすのこを使っていましたが、どちらも真っ黒でした。浴槽は腐ってきて、縁がギザギザになっていたのを覚えています。母には「刺さると危ないから、気をつけて入ってね」と言われたものです(今考えると、豪快な母でした)。水回りで木製のものを使うのなら、カビはある程度は仕方のないことかもしれませんね。
すのこを2つ用意して交代で使うようにすれば、片方を完全に乾かすことができるでしょう。そうすれば少しはカビ対策に効果があるのかもしれませんが、どうでしょうか。
これからもしまりすさんが頑張る姿をブログを通して見守りたいです。写真もたくさん使っているので、キレイになった状態がよくわかります。思わず応援したくなるブログですよ。