誰でも心の中に抱えているものがあると教えてくれるブログ

ブログ好き

私が惹かれたブログを紹介します。「ココロのおうち。」というタイトルで、子どものいない主婦「ころり」さんという方が、素直な自分の心のうちを文章にしています。明るい内容とは言い難いのですが、なぜか惹かれてどんどん読みました。

読んでいると、自分の心のうちにあるものに気がつく

どんどん読んだのは、共感するところがあったからです。ころりさんは子どものいる主婦に、かなり壁を感じているようですが、私は子どもがいて、年齢も彼女よりも結構上ですが、ブログの内容に共感しました。

もしかすると、人間は誰でも心のうちに硬いしこりを持っていて、何かの拍子にその存在に気がつくのかもしれないと思いました。ころりさんの文章はそのしこりの存在に気が付かせる作用があるのかもしれません。

私もしこりを持っているよ、という思いが、ブログへの共感になるのかもしれない、などと考えました。

子どもがいても、結構言われる

どうして子どもがいないのに、働かないの、と近所の人に度々言われる違和感を書いた記事は心に残りました。実は私も散々言われたことだからです。

子どもが入学すると、ころりさんと同じように、どうして働かないの、と私もよく言われたものです。「1日中、家にいて暇でしょ」、「もったいない」などと言われたし、逆に朝早く洗濯物を乾しているだけで、「お仕事始めたの?」と聞かれたこともありました。

私の場合は夫の両親が早く亡くなっていたため、お付き合いがあるのは皆自分よりもかなり年上の人たちでした。きっと若い私のことが気になっていたのだと思います。

実家の母にまで、働かないと夫と対等になれないと言われました。ましてや私は在宅で仕事をしていると言っても、ほんの僅かでしたから、嫌でも引け目を感じてしまいました。

実際に働けば、これほど考えなくても良いかも、とパートを始めたこともありましたが、様々な事情が重なり、5カ月あまりで辞めてしまいました。

言われやすい人っているのかも

現在はコロナ禍で、人と話をする機会も激減しましたし、自分自身も60歳が近くなり、「なぜ働かないの」とは言われなくなりました。しかし、「サークルに参加したらどう?」、「なにか趣味を持たないと」というのは変わらず言われます。これはもう一生言われるのだと、諦めています。

皆さん、私のことが心配なのだと、善意にとることにしていますが、自分の娘やお嫁さんには同じことを言うのか、聞いてみたい気もします。

子どもがいる、いないに関わらず、人から何かを言われやすい人っているのかもしれません。ただ、誰に何を言われても、それを受け取るのは自分です。私はもう、自分に都合の悪い言葉は誰からも受け取らずに生きていきたいと思っています。

もう、私は受け取らないことにします

本当は人に余計なお世話だと感じさせることを言わなければ良いと思いますが、言っている方もそんなに真剣に言っているのではないかもしれません。もしかすると、何も話さないと悪いと思っている可能性もあるのではないでしょうか。いや、自分にはできない生き方に感心しているのかもしれません。

私は以前、専業主婦だと言ったときに、こんなことを言われたことがあります。

私は家にずっといて、家事をするなんて嫌です。それができる奥さんは、家にいる才能があるんですね。

私は才能があるから家にいるんだと、思っていれば良いのかもしれません。あれやこれやといろいろあって、落ち着いたと思ったら、今の年齢になっていました。過去の生き方を今変えることはできません。私はもう、こう思うしかないのです。

ころりさんには、結局言われる人はずっと言われるけれど、お互いにがんばりましょうと言いたいです。たとえ子どもが生まれても、言われます。一人っ子じゃかわいそう、次は男の子(女の子)が欲しいわね、習い事をさせないの?などキリがありません。

私はそれが辛いと言うと、気にするほうが悪い、善意で言ってくれているんだから、などと周りから諭されました。ころりさんがそれは嫌だと言葉にしてくれて、嬉しかったです。ブログはブックマークしたので、これからも読むつもりです。

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