ゴキブリより怖いアイツ…

生活

夏になって怖いのは、ゴキブリという人も多いでしょう。
主婦歴28年のわたしもゴキブリは嫌ですが、我が家にはもっとすごいものが出ました。
それは、コウモリです。近くでじっくりとコウモリを見たのは、大人になってからのことです。それまでだって外で飛んでいたのでしょうが、私はまったく気にしたことがありませんでした。

家に入ってこられた方も、パニック同様の大騒ぎになりますが、コウモリの方もどうやらパニックになっていたようです。夜行性のコウモリは、突然明るい人家の中に迷い込んでしまい、出ていくこともできずにいたのです。

どうしても家の中でコウモリが飛んでいると、叫び声などが出てしまいますが、これはコウモリをいたずらに刺激するだけのようです。結局コウモリが落ち着くのを待って、虫取り網で捕獲して外に逃がすということを私は5~6回も繰り返しました。

どこから入ってくるのか?

気味が悪いので、家を建てたメーカーに連絡して、点検と相談をしましたが、コウモリが入ってくる原因は不明といわれました。屋根裏にもコウモリが入ってきた形跡はなく、たまたまコウモリが入ってくることが何回か続いたのだということです。

そのとき、断定はできないけど、一番怪しいといわれたのが網戸でした。
網戸は自分に向かって右にあるのが正しい位置だそうです。網戸の位置が反対で、窓が半開きだったりすると、網戸とガラス戸の間にかなりの隙間ができるそうです。コウモリは狭い隙間に入り込もうとする習性があるため、網戸とガラス戸の隙間に入り込んで、家に入ってしまったのではないか、とメーカーの担当者はいっていました。

半信半疑でしたが、網戸の位置や窓の開け締めに注意することで、ここ2~3年はコウモリを家の中で見ることはなくなりました。でも、すべてが解決したわけではなく、謎は今も残ったままです。

網戸がコウモリ対策になる?

今から3年前に、ちょっとした工事のために、家の中のブレーカーが集まっているところ(配電盤?)を開けたら、中からコウモリの死骸がでてきたことがありました。一体どうやって中に入ったのか、不思議でしょうがなかったです。配電盤に外から入れるような隙間はなかったからです。いくらコウモリでも2~3mmの隙間に潜り込むことはできないような気がします。

それにしても虫を防ぐだけでなく、コウモリの襲来も防いでくれる網戸は、やはり生活の要です。修理と点検は忘れないようにしたいですね。

ちなみにコウモリは羽を広げると20cm近い大きさに見えます。それが声を出した人めがけて飛んできますから、結構な怖さです。初めてコウモリが家に入ってきた今から20年近く前に、夫から『いちいち大げさだ、いい加減にしろ、それならコウモリを殺せばいいだろう』といわれたことを私はいまだに根に持っているくらいの怖さでした。

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