普段愛用しているマスクがあります。アイリスオーヤマの「美フィットマスク」という商品（写真のもの）ですが、今までは白いものだけでした。新しく色付きのタイプが販売されたのを知ったので、メーカーの公式サイトから購入しました。
初めてマスクについて考えた
コロナ禍になるまで、私はマスクについて深く考えたこともありませんでした。マスクは息が苦しくなるもので、よほどのことがなければ着けたくないものでした。
こんなにマスクが必要になる日々が来ることなど想像していませんでした。いざ、マスクを頻繁に着けるようになると、自分に合うものばかりではないことに気が付きました。
マスクは固さや大きさも重要
同じ不織布でも、柔らかいもの、固いものがあります。暑い季節には多少固いものでも、肌に貼りつかないというメリットがありますが、私は顔が痛くなるので、どちらかと言うと柔らかめのものを選びます。
柔らかいものは、呼吸をする度に鼻に貼り付いて邪魔になる場合があります。そのときに鼻の部分以外にもう1つワイヤーが入っていると、マスクを持ち上げて貼り付きを防いでくれるのでありがたいです。
大きさも重要です。大きすぎるマスクは着けているときに隙間（マスクの横の部分がパカッと開いてしまいます。これは呼吸は楽ですが、マスクの意味がなくなるそうです）ができます。それではウィルスを防ぐ効果が半減してしまうそうです。
私は肌に張りがないせいか、小さめのマスクを着けると顔に痕が残ることが多く、それが嫌だったのですが、このマスクは顔にピッタリフィットするのに（横の部分は完全にフィットしています）、材質が柔らかいせいか、痕が残ることが少ないように感じます（完全に痕が残らないということではありません…）。
お彼岸の前に墓場掃除をしたときも、このマスクを着けていましたが、息苦しくなることもなく、無事に掃除を終えることができました。
マスクに色がついたことで楽しさが生まれた
そして今回、マスクに色がつきました。私が選んだのはカーキですが、他にもピンクやベージュなど、肌なじみの良い色が揃っています。好きな色のマスクを選ぶのは、まるで化粧品を選んでいるような感覚で、私は少したのしくなりました。
マスクを忘れるといたたまれないような世の中で、自分の好きな色のマスクを選ぶのは、小さな楽しみになり、気分転換できるのではないかと思います。
夫はぶつくさ言っている
夫は私がマスクを買って喜んでいるのが気に入らないようで、こんなことを言っています。
マスクなんて本当は必要ないものなんだ！こんなものを買って喜んでいるなんて、くだらないにも程がある！俺はこんなものは要らない！
しかし、そういう夫もお金を払ってマスクを購入しているのです。そして外ではマスクを着けています。
どうせ自分のお金を出すなら、気に入ったものを買ったほうが良いと私は思っているだけなのですが、何かおかしいでしょうか。その時々で楽しめることを見つけた方が、人間得ではないかと思います。
マスクは人それぞれだから
私はもともと花粉症で、シーズン中に墓場の掃除をするときには、どうしてもマスクが必要です。自分のお気に入りのものを見つけられたので、これからはマスク、どうしよう…と悩まずに済みます。
私は、このコロナ禍で日本のマスクが進化したような気がします。本当に怪我の功名って、あるんですね。ただし、このマスク、気に入っているのは私だけです。娘たちにも分けてあげましたが、もう要らないと言っています。お気に入りのマスクは人それぞれ、ということでしょう。
それだけに自分に合うものが見つけられたら、ラッキーですね。
