まだマスクが外せないけれど

コロナ

こんなにマスクが欠かせない生活が長く続くとは思っても見ませんでした。普通のかぜやインフルエンザなら気温と湿度が上がるとともに罹る人は減ってきます。私はコロナもそれに準じて下火になり、マスクを着けない人が増えるのではないかと思っていました。

インフルエンザでもたくさんの人が亡くなっているのに

現在は緊急事態宣言をしていた頃よりも、患者の数は増えているのに、生活は平常通りに近くなっているので、外出する人も増えています。結果としてマスクは生活に欠かせないアイテムということになっています。

そんな生活の中で、私は疑問を感じずにはいられません。毎年日本でも、多くの人がインフルエンザに罹り、不幸なことにお年寄りなどの抵抗力が弱い人たちが亡くなっています。そのことに対して政府が大騒ぎをしているのを聞いたことがありません。なぜこのように対応の差が出るのでしょうか。

なぜ、緊急事態宣言が出ない?

また、先程も言った通り、現在は毎日患者数の記録が更新されている状態で、日々過去最高と言われる患者数が明らかになっています。しかしこのような状態でも、政府は緊急事態宣言を出しません。私たちが息を潜めて過ごした4月、5月は本当に必要なものだったのでしょうか。

今の状態で出す必要のない緊急事態宣言なら、4月や5月に必要だったとは思えません。現在は患者数の割に重傷者が少ないから医療機関が逼迫しない、だから緊急事態宣言を出す状況ではないという意見がありますが、依然として具合が悪いのに入院ができない人がいるそうです。

そんな人は自宅での療養をしなければならず、それをサポートする家族に大きな負担がかかっています。患者の隔離や消毒の徹底は、普通の生活を送りながらできるほど甘くはなさそうです。これは一般の市民に責任をなすりつけていることにならないのでしょうか。

患者が触ったドアノブなどは消毒が必要とされていますが、消毒をしたからと言って、変化が目に見えるわけではありません。もし私なら、キリがなくなります。拭いても拭いても不安で神経がおかしくなりそうです。

そんなにマスクは大切か

こんなグズグズの状態で、言われることは密を避けるとか、マスクをするとか、以前とまったく変わりません。私は真面目に一生懸命、言われたことを守っていました。それでも、コロナの患者が減らないのだとしたら、この対応に間違いがあると言うことではないかと思えてきたのです。

特にマスクが無ければ、外に出られない状況は何かおかしいです。私は外に出ると言っても、冷房の効いたスーパーに行くくらいです。でも、それでも呼吸が苦しいと感じます。この炎天下を歩く人が、周りの目に遠慮をしてマスクを外せないとしたら、これからはもっと大変なことになるでしょう。

死んでもコロナに罹りたくない、と思うあまりに別の原因で命を落とすのではまったく洒落になりません。マスクを外したい、と感じている人はきっとたくさんいるのだと思います。でも、周りの目に遠慮をして外せないなら、メディアを通して、もっと遠慮をしなくても良いような環境を作って欲しいです。

マスクも帰省も自分で決めたい

それにしても、日本は民主主義国家なのだから、マスクをするかしないかは自分の意思で決めても良さそうなものです(マスクをした方が良い場所、しなくても良い場所、そしてすると危険な場所があると思います。一律にマスクをすると考えることは危険ではないでしょうか)。

お盆の帰省も同じです。法的に規制されるならともかく、自粛を呼びかける知事はお願いをしているだけです。よく自分たちで話し合って決めたら良いのではないでしょうか。

お年寄りにコロナをうつしたくないと思う気持ちはわかります。誰でも自分が人の生死に関わってしまうのは避けたいです。しかし、今会っておかないと後悔する場合があることも忘れないでください。いつでも次の機会があるわけではないのです。

私はコロナのせいで、自分で考える力までも失いたくありません。

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