文句が多い夫に文句を言う私

お互いの言葉に腹を立てる夫婦

夫はとにかくよく文句を言います。常に何かに怒っています。書きにくいボールペンに怒る、マスクをしないと出かけられない世の中に怒る、そしてテレビ番組がつまらないと言って怒っています。

夫の文句の一例

一口に怒ると言っても、どの程度のことかと思われるでしょうから、再現してみます。テレビがつまらないときはこんな感じです。

こんなつまらない番組を作っていて、こういう業界の人たちは恥ずかしくないのかね~。これで高い給料をもらっているなんて信じられないよ。もっと気合を入れて欲しい!もう、19時から21時まではゴールデンタイムでもなんでもない。あ~、つまらない、つまらない。

そんなにつまらないなら、テレビを消せ、と思いますが、夫の娯楽はスマホをいじるかテレビを見るか、なので決してテレビは消されることはなく、夫の文句を私はエンドレスで聞かなくてはなりません。

夫は声がやたらと大きいので、文字にすると大したことがないように見えますが、すごく怒っている感じになります。夫の祖母が生きていた頃、よく「〇〇(夫の名前)は声が大きくて怖いから嫌だ」と言っていたくらいです。

私が嫌味を言われたと思ってしまう

このようにありとあらゆることに、文句を言うので、私はとても不愉快になります。夫は私に対しては、何も言っていないので、私が怒って夫に文句を言うのは筋違いだと言いますが、例えばテレビで白髪染めのコマーシャルをしていると、こう言うのです。

なんで白髪があっちゃだめなの~?わざわざ金をかけて白髪染めをするなんで、無駄だし環境破壊になるんじゃない?SDGsに反しているよね。白髪頭でいいじゃん。

そう、私は白髪染めをしているので、とても夫の言葉が嫌味に聞こえます。白髪染めをしてはいけないのか、と夫に問うと、誰もそんなことは言っていない、お前は俺に対して悪意がある、と答えます。

今、ダイアモンドが売れていると聞くと、指輪なんて無駄だ、江戸時代の人はしていなかったしね、と大声で言います。私たちも30年前に婚約指輪と結婚指輪を購入していますから、また私は夫の言葉が嫌味に聞こえてしまいます。

私が譲歩しても無駄なのか

私は30年前に結婚式をするのが嫌でした。お金もかかるし、面倒だし、緊張するから嫌だと言ったところ、夫は大声で結婚式をするべき理由を述べていました。私にすれば、指輪が無駄なら、結婚式はもっと無駄だと思います。

無駄だと思っても、無駄ではないと思う人が不愉快になってはいけない、私は30年前にこう考えて、結婚式をすることに同意しました。多分、一生に一度のことになるとも思ったのです。

当時はバブル期で、費用はとても嵩んだと記憶していますが、これも必要経費なのだと諦めました。しかし当日とった記念写真を見返すことはほとんどありませんでしたし、記念品にといただいたキャンドルサービスのキャンドルは捨ててしまいました。

夫の自分の文句は正当で誰も傷つけていない、でも私が言うことは夫への暴言だ、ひどいことだという主張を聞いていると、30年前の自分の譲歩は何だったのだろうと考え込んでしまいます。

夫に対して、そんなことは私に言わないで、聞きたくないと伝えることがそんなに暴言なのでしょうか。夫はさらにこんなことも言ってきます。

お前はちっとも俺の言うことに賛成してくれない。意見の違いはあっても、そうだね、って聞いてくれても良いじゃないか。俺に文句ばかり言う…

聞きたくないことに、賛成も何もありません。そのうち、私は夫の言うことに対して返事ができなくなりそうです。夫もコロナ禍で、飲みに行く回数が減っているので、何か物足りないのでしょうか。

夫は毎日仕事に行っているわけですから、ぜひ職場でもっとおしゃべりをしてきて欲しいです。それとも世の中の妻はもっと夫の話を聞いてあげているのでしょうか。

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