先月の24日にコロナに感染した夫。順調に回復して、仕事にもちゃんと行っていましたが、一昨日、昨日と喉の痛みを訴えていました。喉が痛む前から、夫は酒を飲んでリビングのこたつでごろりと横になり、眠り込むということを繰り返していたのです。ここ数日、どの地域でも同じでしょうが、寒くてたまらないためエアコンもついています。
頑なにリビングのこたつで寝る夫に困惑
リビングはなんでもない人でも、乾燥で喉をやられるかもしれない環境でした。リビングにいても寝ているだけなら、寝室に行ってちゃんと休んだ方が良いと伝えたのですが、夫は絶対に嫌だと言います。
寝室が寒いから嫌なのか(夫が寝る部屋でエアコンをつけると気分が悪いというので、いつも暖房をしていません)、布団が薄くて嫌なのか(夫が羽毛布団など贅沢だから要らないと言ったのです)理由はよくわかりません。もしかすると、私に追い出されたような気持ちになるのかもしれません。
昨日は仕事が休みでしたが、1日ウツラウツラと寝てばかりいました。喉が痛いのは治ったと言っていましたが、今度は倦怠感を訴えて、さすがに早目に寝室に行きました。長女も仕事で1日電話を取っていると、夕方には喉に違和感を覚えると言っています。これをコロナの後遺症とは言いませんが、コロナの後は確実に弱くなっているな、と実感します。
喉や鼻の違和感に怯える
実は私もまだ、喉や鼻に違和感を覚えることが多いです。長女は仕事柄喉を酷使するし、私は日頃からアレルギー性鼻炎に悩んでいます。どうも、コロナはその人の日頃弱いところを突いてくるような気がします。しかし、この違和感で一番嫌なのは、自分の体調が云々よりも『また、コロナかもしれない…(また隔離生活になるかも、学校や仕事を休まなくてはならないかも)』と思ってしまうところです。コロナは治っても、その後ずっと怯えて暮らさなくてはならない病気なのかもしれません。
夫が頑なにリビングにいることにこだわったのは、1人で寝室に行くとコロナのときのことを思い出してしまうから、だったのかもしれないと思います。これも時が経って、季節が変われば気にならなくなるのでしょうか。私などは花粉症が怖い…と思ってしまうのですが。
コロナが教えてくれる弱点とうまく付き合っていきたい
ちなみに次女は、コロナに感染しても発熱と食欲不振の症状だけで、咳や鼻水などの症状はほとんどありませんでした。だから、現在次女が感じる症状は食欲がない、お腹が緩いなど、ほとんどが消化器の症状です。コロナは自分の弱点を教えてくれているようですから、ありがたく聞いておいた方が良いのかもしれません。
それにしても、夫は長年屋外での労働をしており、身体には自信がありました。その夫でも年齢のせいなのか、それともコロナという病気のせいなのか、かなり参っているようです。私も夫もコロナが教えてくれる弱点を認めて、うまく付き合っていきたいと願うばかりです。